幾多の困難を乗り越え、年賀状が完成
昨日、年賀状をはじめてMacから印刷しようとしたものの、少しずれて、それを治すためにソフトを購入したらWindows専用で、諦めてMacで再挑戦したらズレるどころか反対向きに印刷されてと散々なことがあって、とりあえず諦めて寝てしまった。
今日は気持ちを入れ替えて朝から印刷をしてみたのだけど。。
まず、Macでの印刷はあきらめて、毎年しているWindowsから印刷。さすが毎年しているだけあって、きれいに印刷が進む。ただ、これは毎年のことなのだけど、我が家のプリンターは、ご高齢のため紙送りが苦手。年賀状のような厚紙は基本的には自分の力だけでは用紙を送れないので
ずっと横について、少し押してあげる必要がある。
今年は34枚印刷予定なので、プリンタに年賀状をセットして、横に座って、プリンタが「ウィーン、ガガッ」って音を出した瞬間にぼくが年賀状の一番上を一枚を「ググッ」と押してあげる。それを34回。しかも、タイミングはプリンタ次第。たまにアイドリングしたり、インクヘッドを自分で清掃したりする待ち時間
ご主人様であるはずのぼくは手持ち無沙汰である。
あまりにもアホらしいので、ゲームでもしようとポケモンGOを開いて、バトルに進んでいると、いつの間にかそっちに集中してしまって「ウィーン、ガガッ」の音を聞き漏らしかけた。「あ、まずい」と急いで年賀状を押す。でも、これがまずかった。急いで押しすぎてしまった。
無残にも、4枚一緒に年賀状が紙送りされ
それだけならいいのだけど4枚ちょっとずつずれていたので
それぞれに少しずつ宛名が印刷された。
重ねるときれいなんだけど、そんな状態では使えない。
ちなみに、ゲームも負けた。
今年の送付数は34。予備も含めて40枚あるけど、昨日3枚失敗していて、今日4枚失敗。つまりこれで1枚足りなくなってしまった。
どうしよう。悩んだ挙句、1番上の一枚は途中までちゃんと印刷できていることに気づく。「これにもう一回印刷すればいけるのでは」とその年賀状の二重印刷(造語)に挑戦してみる。そもそも、雑誌とか新聞とかカラーのものは何重にも印刷されているわけだし、いけるはずだ。と思ったものの
プロの機械ではないので、いい感じにずれてしまう。
これでは流石に「印刷ミスったな」とバレてしまう。どうしよう。散々悩んだあげく、ぼくの頭に悪魔の囁きが。重なりの2枚目は上にちょっと黒い印字があるだけだ。(トップ写真)
「ここを切り取ってしまえば使えるんじゃないか。」
早速カッターと定規を手に、震える手で実行。少しずれてしまったので、修正を繰り返すうちに、ちょっ小さめの年賀状ができてしまった。他の年賀状とトントンと揃えると、明らかに小さい気もするが。
まあいいか。
ごめんニッシー(送り先・仮名)。彼なら怒ることはないだろう。結局宛名を確認して優しい人だったのでちょっと小さめの特別サイズで送ることにした。
その後はゲームを諦め、プリンタ様の要望に随時お応えすることで、無事に印刷が完了。でもここから手書きのメッセージを入れるので、そこは一文字もエラーは許されない。慎重に記入していきたい。
それにしても、年賀状って、本当に大変な作業である。こんなに要領が悪いのはぼくだけかもしれないけど。
でも、なんだかわからないけど、すごい達成感を感じることができた。
今日は良い一日になりそうである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?