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ツヤツヤ毛並みを目指そう!わんちゃんの毛艶改善に役立つ食材をご紹介

わんちゃんの毛艶を維持するには、毎日のお手入れやトリミングなどを習慣的におこなうことが大切です。しかしそれ以外にも、毎日の食事にちょっとした工夫をすることで、毛艶を良くすることができます!

今回は、わんちゃんの毛艶に良い栄養素やオススメ食材、さらには調理方法などをご紹介いたします。「最近わんちゃんの毛に艶がなくなってきた…」と悩んでいる飼い主様必見です◎

わんちゃんの毛艶に良い栄養素とは?

わんちゃんの毛艶に良い栄養素は、たんぱく質・オメガ脂肪酸・ビタミンなどです。どれも毛艶を良くするだけでなく、さまざまな良い効果を期待できる栄養素ですので、合わせてご紹介します。

  • 動物性のたんぱく質


わんちゃんの毛は、人と同じくケラチンと呼ばれるたんぱく質から作り出されています。もし、わんちゃんの毛に艶がなく、乾燥してパサパサとしている場合は、たんぱく質の摂取量が足りていない可能性が高いです。

たんぱく質が不足してしまうと、わんちゃんの毛艶が悪くなり、最悪の場合脱毛を引き起こす恐れもあります。

たんぱく質には「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」の2種類がありますが、わんちゃんに与える場合は「動物性たんぱく質」を与えましょう。植物性たんぱく質は、わんちゃんが消化しづらいため、消化不良などを引き起こすかもしれません…。反対に、動物性たんぱく質は消化吸収性に優れているため、効率良く栄養素を吸収することが可能です。

  • オメガ3系脂肪酸・オメガ6系脂肪酸


オメガ3系脂肪酸オメガ6系脂肪酸は、毛艶を良くするために欠かせません。それ以外にも、脳の活性化皮膚の健康維持など効果が期待できます。普段皮膚トラブルを抱えているわんちゃんや、高齢のわんちゃんにも良い栄養素と言えるでしょう。

ただし、カロリーが高いため肥満の原因となることもあります。与えすぎないように注意しましょう。

  • ビタミン類


ビタミンは、わんちゃんの健康を支えるための大切な栄養素です。数多くのビタミンの中でも、ビタミンAビタミンEは毛艶を良くする効果があるため、適度に摂取しましょう。

ビタミンAは、毛艶だけでなく皮膚の健康維持にも効果が期待できるビタミンです。不足すると、目や繁殖機能の健康トラブルを引き起こす恐れがあります。

ビタミンEは、抗酸化作用があるビタミンです。不足すると、皮膚免疫力に関する健康トラブルや、筋力低下などの恐れがあるため注意が必要です。

わんちゃんの毛艶をツヤツヤにするオススメ食材と与え方!

ここからは、わんちゃんの毛艶に良い栄養素が入ったオススメ食材をご紹介いたします!身近な食材ばかりですので、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね◎。

  • ささみ


ささみは、アミノ酸スコア100の、わんちゃんが食べられる優秀な食材の1つです。毛艶を良くするためには欠かせないたんぱく質が豊富に含まれているだけでなく、低カロリーかつ低脂肪なため、体重管理も行うことができます。

ささみは茹でる・焼くなど、きちんと火を通してから与えましょう。また、加熱する際には調味料などを使用しないでください。 茹でてから細かく切って、いつものドッグフードにトッピングとして与えたり、オーブンレンジで加熱をし、水分を飛ばしてジャーキにして与えても良いでしょう。

  • マグロ


マグロもささみと同様に、アミノ酸スコア100の食材です。マグロは、部位によって含まれる栄養素が異なりますが、どの部位にもわんちゃんの毛艶を良くする栄養素を含みます。

●赤身:マグロの部位の中で最もたんぱく質が多い部位です。脂肪も少ないため、カロリーが低い特徴があります。
●血合い鉄分が多い部位です。毛艶を良くするビタミンAビタミンEが含まれてます。
●トロオメガ3脂肪酸が多く含まれており、カロリーも赤身の3倍近くある部位です。食が細いわんちゃんや、食欲不振に悩む飼い主様にオススメです。

マグロは、新鮮で鮮度の良いものであれば生でも与えることができます。しかし、鮮度が心配だったり、アニサキスなどの寄生虫が心配な場合は加熱してから与えましょう。加熱方法は、焼いても茹でても問題ありませんが、骨を取り除き調味料を使用せず加熱してください。

トッピングとして与えたい飼い主様は、マグロを茹でて骨を取りながら細かくほぐして、わんちゃん用の手作りマグロフレークを作ってあげましょう。

  • かぼちゃ


かぼちゃは、毛艶を良くするビタミンAビタミンEが含まれている野菜の1つです。 他にも、抗酸化作用があるβカロテンや免疫力を高めるビタミンCが含まれています。

かぼちゃは、わんちゃんの体格に合わせてカットし、耐熱容器などに入れて加熱すると簡単です。かぼちゃをペースト状にして丸めるだけで、わんちゃん用かぼちゃ団子が作れますので、おやつとして与えてあげると良いでしょう。

かぼちゃの皮にも栄養素は豊富に含まれております!もし与えたい場合は、細かくカットするか、ミキサーにかけてあげましょう。ただし、皮に含まれる食物繊維が原因で消化不良を起こしてまう可能性もあります…。お腹が弱いわんちゃんには皮を取り除いてあげましょう。

  • 亜麻仁オイル


亜麻仁オイルは、毛艶を良くするオメガ3脂肪酸を豊富に含む食材です。 カロリーが高く過剰に与えてしまうと、下痢などの健康トラブルを引き起こす恐れがあるため、わんちゃんの体格に応じて与える量を決めてください。目安量は小型犬で小さじ1/2〜小さじ1中型犬で小さじ1〜2大型犬で小さじ2〜大さじ1となっています。これはあくまで目安ですので、与えた後の体調や様子を観察して量を調節しましょう。

亜麻仁オイルは、スプーンなどでそのまま与えたり、いつものドッグフードにかけて与えてあげましょう。

いかがでしたでしょうか?わんちゃんの毛艶を良くするために、今回ご紹介した栄養素が含まれる食材を使用して、ぜひごはんやトッピングを作ってみてくださいね◎

手作りご飯を作る際には、栄養バランスやアレルギーなどさまざまなことに注意が必要です。初めて使用する食材は、注意点などを調べてから調理すると安心です。

●ライター:星野 崇希
●編集:うしすけチーム

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