自然現象が造った赤く巨大な岩山
かつて海底だったこの地には、花崗岩(かこうがん)質の砂岩層が水平に堆積。
それから、およそ6億年前に造山運動と、地殻運動がスタート。
水平だった堆積層に圧力がかかり、垂直にねじれて地表に表れることに。
以後 侵食と風化が続くなか、耐えて残ったのが、現在のウルル。
現在 私達が見ることが出来る地上部分は、実は岩山全体の3分の1。
ウルルは岩肌の色が特徴的な赤。
あの赤い色は、岩に含まれる鉄分が空気中の酸素によって酸化して出来たもの。
一枚岩としては、最大級の岩山。ただし、最大級だけど、最大ではありません。
一枚岩で世界最大のものは、西オーストラリアのマウント・オーガスタス。
ウルルは、一枚岩として世界で2番目の大きさ。
世界2番目でも、ものすごく大きい。間近で見ると感動の大迫力。
だだっ広い大地にさえぎる建物がないので、かなり遠くからでも、はっきりと見えるウルル。
ウルルとカタ・ジュタは、現地の宿泊ツアーで行きました。
朝、昼、夜 光の加減で岩肌の色が変化。
時間によって、違う表情を見せてくれるウルル。
とても広い場所なので、個人で行かれるのは、なかなか大変かも。
そして ウルルもカタ・ジュタも先住民の聖地なので、観光客が入れないところもたくさん。
故意でなくても、間違えて入って、アボリジニの人々に迷惑をかけたくはないですよね。
その点 現地のガイドさんが付いてくれていると、迷うことがないので安心。
個人で行くより お値段はちょっと高いかもしれないけど、トラブルなく安心にまわるために、ツアーはおすすめかも。
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