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「一隅(いちぐう)を照らす」と教えた最澄

日本の安泰と国民の幸せを祈って、日本人に合った仏教を比叡山に開いた伝教大師最澄。

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最澄の教えの根本は

「個々が思いやりのこころをもって、一隅を照らす人になる」

一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯おこなう。それが周りを良くすることにつながるという教え。

素敵な言葉ですね🤗

皆がこう考え行動出来たら、無駄な争い事もきっと減るんでしょうね。

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758年最澄が修行のため比叡山に草庵を結んだ(建てた)のが、延暦寺のはじまり。

三年後 一乗止観院(いちじょうしかんいん)を建立。これが後の根本中堂に。

平安遷都後、朝廷の信任を得た最澄は唐へ。

帰国後、806年(延暦25年)天台宗の総本山比叡山延暦寺を建て、日本における天台宗を開きます。

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最澄が亡くなった後も様々な高僧が修行にやって来た比叡山延暦寺

特に鎌倉時代には、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮など有名な宗派の宗祖が、ここ比叡山延暦寺で修業されました。


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京都府と滋賀県の県境にある広大な敷地は、大きく三塔の地域にわかれます。

東塔地域、西塔地域、横川地域を総称して比叡山延暦寺といいます。

3つの地域を一日でまわるのはたいへん。

私は東塔地域と西塔地域を参拝。

東塔地域

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大講堂。本尊は大日如来。

左右に比叡山で修業した各宗派の宗祖の木像がありました。

そんなに信心深いわけではないのですが、家の宗派の宗祖様を参拝させてもらいました😊

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鐘楼。

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根本中堂。延暦寺の総本堂。ご本尊は薬師如来。

1200年間灯り続ける「不滅の法灯」を安置。

根本中堂は平成28年から10年間の大改築中。

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文殊楼(もんじゅろう)

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東塔(とうどう)と阿弥陀堂

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戒檀堂

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階段下に見える浄土院御廟。伝教大師最澄の御廟。

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浄土院御廟は、比叡山で最も神聖な伝教大師最澄の眠る地。

東塔地域と西塔地域の境目に位置。所属は東塔地域。

西塔地域


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にない堂。左が阿弥陀如来を本尊とする常行堂(じょうぎょうどう)、右が普賢菩薩を本尊とする法華堂(ほっけどう)。

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釈迦堂(転法輪堂)。西塔の本堂にあたる場所。

ご本尊の釈迦堂如来にちなみ、釈迦堂として知られてます。

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5時間以上滞在したのですが、横川地域までは行けませんでした。

次回行く機会があったら、大改築が終了した根本中堂と横川地域を参拝したいなあ😊


比叡山延暦寺は、古都京都の文化財として世界文化遺産に登録されてます。


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