ひとと向き合うことのむずかしさ。
最近やたらと甘いものづいていて(甘いものづくとは)、仕事終わりにチョコをつまむこと2日連続。疲れてるのかなー。甘いの、おいしいよね。しみわたるー。
大葉ってなんでこんなに天ぷらにするのがむずかしいんだろう。衣の塩梅がよくないと、油に入れた時点ではがれてしまう。要研究。
わたしの作る天ぷらは、米粉に白だしを入れるので天つゆとか塩いらずでそのまま食べられる仕様。
でも天ぷらって絶妙にごはんのおかずにならないよね。天丼のたれにひたひたに浸したらおかずとしてもいけるのかな。でもそれなら天丼にしちゃう。これまたむずかしい問題だ。
わたしが付き合っている彼は、わたしが恋愛感情に乏しい(アロマンティックだと伝えても彼にはきっと伝わらないと思うのでこういう伝え方をしている)、かつひとりで過ごす時間が大事なので毎週会うのは億劫な人間であるということを知っている。知ったうえで、付き合っている。
でも以前会ったときに、当たり前に性的接触を求められたり、わたしのスタンスを知った上で「今週会える?」と訊いてくるので、もしかして付き合う前にわたしが伝えたかったことの100分の1も理解していないのでは…?と思ったので、少し前に改めて彼に話をした。
わたしが話したのは、
あなたのことはひととして好きだと思っているし尊敬もしているけど恋愛感情で好きなわけではないということ、性的接触は正直あまり得意ではないこと、あなたに会うことを楽しみにして仕事を頑張るとか日常をこなすとかそういう気持ちは持てないこと、どこに行きたいとか何したいとかの目的もなく会うのはイヤなこと、デートは月イチでも多いと思ってること、再三言ってるけど結婚願望は全くないし考えが変わることもないこと。
こう挙げてみるととにかくわたしがわがまま放題してるように思えてくる。
けど、事実なのには変わりなくて、正直に話した上でじゃあ合わないね、別れましょうと言われるのは仕方ない。むしろきっと別れることになるんだろうなあと思いながら話した。
だからひとこと、言い添えた。
「あなたの時間を無駄にはしたくはないし、ただただあなたを傷つけるだけだと思うし、あなたにはあなたに合うひとがいると思うから別れた方がいいのではないか」と。
彼から返ってきた言葉は「正直ショックだけど、別れるとかそういうことは言わないでほしい」だった。…はて。
つまり別れることにはならなかったわけだけど、わたしには彼にとって本当にそれがいいことなのかはわからない。
だって、わたしはわたしのスタンスはこうなので!って伝えたわけだから、彼がわたしに合わせることになる。それってわたしはノーダメージかもしれないけど、彼にとってはダメージでしかないはずだから。
うーん。ちゃんと伝えたつもりだけど、ちゃんと伝わっているのかが不安だ……。
伝えてからしばらく経つけどいまのところ会いたいとも言われてないし、ただただLINEでのやりとりが日々交わされるのみ。文句も言われない。…うーん。いいのかこれで。
彼がそれでいい、というならいいんだろう。けど、彼の時間を無駄にさせてしまっている感覚が拭えない。これはこれでなんともいえない気持ちになる。
別れるとか言わないでと言われた以上、いまはわたしもそれで納得するしか方法はないんだけどね。彼から別れようと言われるのを待つしかないんだろうな。
アロマンティックとロマンティックが向き合うのって、むずかしい。
今日のお昼ごはんは母作、おべんとうおにぎり。
これをおいてお別れしましょう。またね。
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