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夢日記680 ~ 歯を磨きたい ~

 私は、ショッピングモールのような施設で一泊した。翌朝、私はショッピングモール内の洗面スペースのようなところで、歯を磨こうとした。しかし、私が持っていた歯ブラシは、抜け毛がひどかった。そのため、歯を磨けば磨くほど歯ブラシの毛が抜けてしまい、歯の隙間に毛が挟まって気持ちが悪かった。

 私は、歯の隙間に挟まった毛を指でつまみ出して、とりあえず口をすすいだ。歯ブラシの毛がほとんど抜けてしまったせいで歯がじゅうぶんに磨ききれず、私は不満であった。そこで、私は、今いるショッピングモール内で歯ブラシを買おうと考えた。幸いにも、近くにあった店に歯ブラシが売られていたので、私はどれを買おうかと思って歯ブラシを眺めていった。しかし、その売店で扱われていた歯ブラシは、どれもこれも奇妙な形状のものであり、普通の歯ブラシはひとつもなかった。結局、さんざん悩んだ末に、私は歯ブラシを買うのをあきらめた。

 その後、私は毛がほとんど抜け落ちた歯ブラシで歯を磨き続けたが、やはりじゅうぶんに磨くことはできなかった。不満がつのった私は、ショッピングモール内の別の店まで歯ブラシを探しにいこうとした。しかし、このタイミングで、私のズボンは急にずり落ち始めた。ズボンを手でおさえていないと落ちてしまうくらいにユルユルになってしまっていたので、私は歯ブラシを探しにいく気力が失せて、これからどうしたものかと呆然とした。

                            < 完 >

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