夢日記542 ~ なくなった4月10日 ~
私は、友人のKくん・Tくんといっしょに、カードゲームをプレイすることにした。そのゲームは、「置かれた山札を1枚ずつ引いていき、札に書かれている指示内容を実行していく」というものだった。場合によっては、指示内容を実行するために自腹を切らないといけないらしく、私は少し不満であった。
各カードには、指示内容とともに日付が書かれていた。しかし、我々はゲームをする中で、「4月10日」の日付が書かれたカードだけがないことに気づいた。我々は、「なぜ買ったばかりなのに、日付が飛んでいるのか!?」とザワザワした。
しばらくして、「4月10日」のカードは、Tくんが事前に抜いていたということが発覚した。Tくんがカードを抜いていた理由は、4月10日がTくんの知人の誕生日だったからであった。私とKくんは、そのような意味不明な理由でカードを抜いたTくんに対して、冷たい視線を向けた。
ちなみに、そのカードゲームには、私が描いたかわいらしいカッパのキャラクターを召喚できるというシステムもあった。しかし、カードゲームが洗練されていないせいか、カッパを召喚してみると、本来まんまるであるはずのカッパの顔は、頬がこけて痩せ細っていた。私は、やつれたカッパの顔を見て、少しガッカリした。
< 完 >
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