育成担当2人が若手の成長を語ってみた・前半
こんにちは。人財開発課の小野です。
先ほど同僚に「最近はどんなことに幸せを感じる?」と質問を受けたので「うーん、小さなことで言えば、朝ごはんに何を食べるか考えることかな」と答えたら、笑われました。
ちなみに同僚は「炊飯器からよそいたてのホカホカ白ご飯を食べること」らしいです。似たり寄ったりですよね!
2022年は、小さなことに幸せを感じながら生活したいと思います。
さて今回は、ふたたび若手社員の座談会についてのお話です。
若手社員座談会では、毎回とても良い討議や発表が行われているので
人財開発課の中でも
「若手社員の考えや頑張りをもっと知っていただけたらいいね」
「育成に向けたヒントにしてもらえたらいいね」
と話題に上がっています。
ということで、先日、同じ人財開発課の浦野さんと座談会について振り返りをしてきました。
その模様を<前半・後半>に分けてお伝えします!
まずは、若手社員の座談会についておさらい。
前回の記事はこちら。
そして、今回お話をした浦野さんのご紹介です。
前半は座談会のようすと討議結果、後半は若手育成の考え方についてお伝えします。
回を重ねるごとにプラスへ
小野「浦野さん!今日はよろしくお願いします」
浦野「よろしくお願いします。若手社員の成長の様子や育成について、良いお話ができればと思っています」
小野「さっそくですが・・・毎月行われている座談会について、浦野さんはどのように感じていますか?」
浦野「わたしたち人財開発課のメンバは、座談会の討議についてようすを見ているだけで進め方や内容、成果物について助言はしないというルールにしています。
始まった当初こそ、役割分担や進め方について導くためのアドバイスをすることはありましたが、今は全て自分たちで完結できています。
役割分担がすぐに決まるなど積極性が出てきたり、司会進行や各自の発言の仕方がどんどん上達してきていますね」
小野「確かに。司会進行や各自の発言の仕方は、回を重ねるごとに良くなっている気がします」
浦野「座談会への取り組みがとてもうまくなっていて驚きです!配属後の日々の業務で成長してるんですね。
これからは自分でミーティングを仕切る場面が増えてくると思うので、新人同士の座談会で切磋琢磨してほしいです!」
小野「座談会では、自ら話をするほかに、討議に向けた事前準備や相手の話の聞き方、会議の運営、役割分担の指示、討議内容の集約・発表など、色々なことを行います。経験があると、仕事で場面に直面した時にひるまず前向きにチャレンジできそうです」
すでに準備力の重要さに気付いている!
浦野「小野さんが見ていて興味深かったことはありますか?」
小野「座談会に事前準備をして臨んでいる姿を見て、とても驚きました。
司会を務めた方が「事前にテーマを確認し自分の意見をまとめてきたと思うので」と話し、それぞれの意見をとりまとめて討議を進めていました。しっかりと準備して取り組んでいるんだ~!!と感心しましたね」
浦野「準備は仕事の質を高めるため、座談会という時間を有意義なものにするためにも大事なことです」
小野「ですよね。経験を重ねた今でこそ、仕事や会議をうまく進めるためには準備がとても大切だと実感して取り組むようにしていますが、入社1年目でそれができているのはすごい!と思います。
もちろん中には、ノー準備で参加している方もいましたが・・・(笑)」
浦野「しっかりと準備して取り組む同期の姿を見て、自分を振り返ってほしいですね」
意外?!社会人に求められるスキル
小野「討議結果についても見ていきたいと思います。
<社会人に求められるスキルとは>のテーマで討議した回では、想像もしていなかったスキルがあげられ、とても興味深かったです」
小野「コミュニケーションに関する内容、特に報連相(報告や伝える)スキルが必要だと感じている方が多かったですね」
浦野「日報も書いていますしね。仕事の報告、相談は毎日行いますからね」
小野「分かりやすい文章を書いたり、理解してもらえるような話の構成を組み立てたりというのは、難しいですよね。
伝えたいからと文章を詰め込みすぎたり、資料の美しさにこだわったりと本末転倒になることも。わたしは今でも苦戦しています」
浦野「でも、そうやって意識して行動することが上達や成長につながりますよね。何事も意識して行動しなければはじまりません」
小野「大事ですね!座談会後は、若手社員が討議を通じての自分の意見や感想をまとめる振り返りシートを作成し、上司や先輩に送付(報告)するようにしていますが、この振り返りシートを自分が報告しやすいように編集している方がいました。この工夫こそ、分かりやすく伝えるということですね!」
浦野「はい。意識して行動できていますね」
仕事は独りではできない!だからこそ相手や周りを思う
浦野「それから、社会人に求められるスキルとして<周りとの関係性>があげられていますね。
相手の状況や前提条件を考える(思いやる)ということを行うと、コミュニケーションはより良いものになるはずです。仕事は独りでするものではなく、相手がいることですからね」
小野「報連相のタイミングもあがっています。先輩に今、話しかけていいのかどうか悩む方も多いみたいです」
浦野「<新人あるある>ですね(笑)遠慮することが思いやっているように見えますが、話しかけないことが結果的に先輩に迷惑をかけてしまうということに気づいてほしいです」
小野「その際必要となるのが、伝える力ですね!相手に無駄な時間を取らせない、無駄な情報を伝えない」
浦野「そうです。相手の時間を占有することだから 必要な情報を取捨選択して伝えることが大切ですね。相手のことを考えて話をする。
難しいことですが、回を重ねて訓練してほしいです」
小野「最初からうまくいかないものです。ああいえば良かったと反省したり、次の機会に向けてシュミレーションしたりすることが大事ですよね」
浦野「失敗を恐れずチャレンジしたほうが良いですよ。先輩たちも同じような経験をしてきています。失敗した人のほうが色んなことを上手にできるようになっているはずです。そして、上司や先輩、同期からのアドバイスを大切にしてほしいです」
前半:まとめ
若手社員は座談会の経験を重ねて、積極性が出てきたり、司会進行や各自の発言の仕方が上達している
若手社員は<社会人に求められるスキル>として、コミュニケーション力(とくに報連相(報告や伝える)スキルや周りとの関係性を構築するスキル)が重要だとあげている
どんなスキルも意識して行動することが上達や成長につながる
失敗した人のほうが色んなことを上手にできる。失敗を恐れずチャレンジしよう
浦野さんとのお話の続きは後編で!
次回は、上司側(育成)の目線についてもお伝えしていきます。お楽しみに!!
ではまた書きます。
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