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迷える新入社員に聞いてほしい話

はじめまして!
USEオープン社内報 編集部の小野です。

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今日で9月も終わりですね。最近は朝晩が肌寒く、秋めいてきました。
紅葉真っ盛りの山に登っていろいろなことに思いを馳せたいなぁと、秋空を眺めています。

・・・今、山に登った気分で、2020年度上半期を振り返ってみました。

色んなことがあった、ありすぎた上半期だったなぁと感じています。
こうやってもうすぐ終わろうとする上半期を振り返ると、
「コロナ禍の影響で大変だった人たち」のひとりとして新入社員の皆さんがいるのではないかと思いました。

ということで、今回は新入社員にまつわる話です。内容はこちら。

リモート新入社員研修

USEでは、4月に行われるはずだった入社式は延期となり、外出自粛のため在宅で新入社員研修が始まることになりました。
実は、例年の当社の新入社員研修は、3ヶ月間に渡ってヒューマンスキルからIT技術研修までを、集合研修の形で実施していました。同期の成長を見てお互いに影響を受けながら、そして協調性を育みながら学べることがポイントでもあります。

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この充実していた新入社員研修を、在宅研修の形としながらもレベルを落とさず行うために、コロナ禍の今年は内容や期間を変えながら開催されました。

新たな取り組みの一つとして取り入れられたのは、チューター制度です。新入社員には5人に1名のチューター(先輩社員トレーナー)が配置され、そのチューターが日報の確認や学習を進めるうえでのフォローやアドバイス、そして新社会人としての生活面のケアを、グループウェアのTeamsを使って実施していました。
しかし、出勤していれば、同期やチューター先輩以外の方々との交流があり、たくさんの学びやさまざまな不安が払しょくできたはず・・・。

ということで、新入社員とチューターのテレビ会議の場に先輩社員を招待し、質問大会を行い、交流を深める場が設けられました。

そこで今回は、この質問大会で出た悩める新入社員の皆さんに聞いていただきたい、先輩社員からのステキなお話をご紹介したいと思います。

参加された先輩は、以下2名です。

先輩社員① 入社3年目
所属:Charlotte推進室
業務状況:新人時に配属されずっと同じプロジェクト
趣味:大学の頃から続けている、友達と共同でのゲーム作り 
先輩社員② 入社5年目
所属:Salesforceソリューション事業部
業務状況:Salesforceに関連のプロジェクトを短期間にいくつも受け持つ
趣味:野球、ゲーム


「まずは報連相をしっかりと」

新人の質問「新人研修で印象的だったことはありますか?」

回答:先輩社員①
新人研修で特に印象的だったのは「OJT(新人や未経験者に対して、実務を体験させながら仕事を覚えてもらう教育手法のこと)」ですね。僕は、集合研修は基礎編、OJTが応用編、そして本番だと思います。例えば、報告や質問のタイミング一つを取っても、OJTの開始直後はやっぱり難しくて苦労しました。でも、自分の窓口・サポーターになってくれる先輩が近くにいてくれることが、とても心強かったことを覚えています。

回答:先輩社員②
大変だったイメージはありませんが、振り返ると集合研修中に報連相の基本を学べたことは凄く良かったなあ、と思います。
OJTは上司や先輩も仕事をしているので、研修の講師と違って、新人の行動のすべてをいつも見てくれているわけではありません。そうすると自分の状況を知ってもらうために、報連相のテクニックが重要になってくるんですよね。


新人の質問「JavaやSalesforceなどの技術研修についていけるか不安があります。大丈夫でしょうか?」

回答:先輩社員②
JavaやSalesforceの研修はもちろん勉強になりますが、僕は現場に出て実践の中で学ぶ方が身に付いた気がするので、技術面は今、心配しすぎる必要はないかなと思います。
技術については、何かあった時は先輩に聞けば大体は教えてくれます。流石につきっきりで教えてもらうのは難しいかもですけどね(笑)。なので、やっぱり新入社員の皆さんはまずコミュニケーション(=報連相)が上手にできるようになることが一番だと思います。

回答:先輩社員①
同感です。OJTが始まってからも勉強をしないといけないのは変わらないので、研修中は報連相に慣れていくのが一番じゃないでしょうか。
その点で言うと、Java研修って最適な練習のタイミングだと思うんですよ。講師の指示を受けて、自分で作業を進めて、分からない所は質問をして、終わったら報告して‥と、報連相の基礎が一通りできますよね。

まとめ
回答で繰り返し大事だと言われているのが「報連相」!社会人1年目は基礎をしっかり磨くことが重要なんですね!

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「Never Too Late」

新人の質問「研修の中でITパスポートの試験勉強を行ってますが、他に新入社員のうちに勉強しておいた方がいいことはありますか?」

回答:先輩社員①
個人的には勉強を始めるのに早いに越したことはないですが、同様に新人の時期を逃したら遅い、ということもないと思っています。なので、何を勉強したらいいか、という具体的な答えではないですが、勉強する癖をつけておくのがいいと思います。
現場に出ると仕事の忙しさの波があるので同じペースで勉強し続けるのが難しくなります。僕は、仕事が落ち着いている時にできる限り仕事に関連する本を読んだりネットで情報を収集するようにしていますよー。

回答:先輩社員②
勉強する癖は大事ですね。Salesforceは専門の認定資格試験があって、仕事の合間や就業時間外で勉強して受験しています。なので試験勉強慣れしておくと、後であまり苦にならないかもしれません。

まとめ
勉強するのに「時期が遅い」ということはない!
Never Too Lateですね。
そして、勉強の癖・勉強慣れが大事ということです。


「コミュニケーションにお酒はいらない」

新人の質問「先輩と良い関係を築くときのコツがあれば教えてください。実はあまりお酒が強くないのですが問題ないでしょうか?」

回答:先輩社員②
全く問題ありませんよ!お酒の席の会話ももちろん良いですけど、どちらかと言えば日頃からコミュニケーションが取れていることが大事です。
先輩とコミュニケーションを取るなら、仕事の合間にいろんなことを質問してみたり話しかけてみるといいですよ。雑談をしてくれる先輩も多いと思います。少なくとも僕はウェルカムです。

回答:先輩社員①
大丈夫ですよ。僕もどちらかと言えばお酒が強い方ではありません。僕の上司も飲まない人ですけど、打ち上げや歓送迎会ではいつも楽しそうですよ(笑) 。
職場のコミュニケーションで一番怖いのは『この人何考えてるかわかんないな』と思われてしまうことだと思うので、僕も仕事上で、自分の考えや行動の理由は開示するようにしてます。

まとめ
お酒の場に無理に付き合う必要はなし!
それよりも日ごろの雑談コミュニケーションで、自分のことを理解してもらい、そして先輩のことを知ろう。


年齢の近い先輩からのコトバに、新入社員のみなさんはホッとした様子でした。
新しい環境でうまくできるか不安なのは、いつの時代も一緒です。たとえ、ソーシャルディスタンスが取られていても、心を通わせ、新入社員の皆さんには安心して働いてほしいと思っています。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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