TrailblazerDX 2023 参加レポート
こんにちは。
クラウドソリューション事業部の杉本です。
今回は、アメリカのサンフランシスコで開催されたSalesforceのイベント「TrailblazerDX2023」(通称TDX23)についてお伝えします!
TrailblazerDXについて
Salesforceでは、毎年様々なイベントが開催されています。
その中でも大規模なイベントが2つあるので簡単に説明します!
今回参加したのはTrailblazerDX(TDX)です!
技術者向きのセッション以外にも、周りの人とSalesforceについて語り合うセッションなど、さまざまなセッションがありました。
スポンサーの出展ブースでは、デモを見て担当者に質問でき、実際に体験できるコーナーもありました。
ブースでは、実際にプロジェクトでも扱っている技術を学ぶことができるので、実際に困っていることを相談し、アドバイスをもらえました。
ちなみに一般的にIT開発者のことはDeveloperと呼びますが、Salesforceでは、Salesforce社員をはじめ、Salesforceに関わりながら学ぶ人たちのことを「Trailblazer」と呼んでいます。
そのためTrailblazerDXという名前になっているようです。
参加した経緯
元々新美さんが社長にこのイベントに参加したい旨を伝えたところ、6人くらいで参加しておいで!と快諾いただき実現しました。
参加メンバーは、新美さん、福澤さん、中西さん、廣末さん、纐纈さん、杉本の6人です。
イベント会場の雰囲気
Salesforceの最新技術、コードの書き方、Salesforceの活用方法、Salesforceコミュニティ等の約360個のセッションとスポンサーの出展がありました。
例えば、以下のようなセッションがありました。
フロー機能の自動化
Slackで成功するための 7つのヒント
Salesforce関数を使用して組織を拡張する(Functionの使用)
Salesforce DevOpsでの開発
大規模なイベントだったので、会場全体がとても盛り上がっていました。
クエストをクリアすると景品がもらえるのでUSEメンバーもがんばりました。
対象のセッションに参加すること、スポンサーの出展ブースを訪ねること、コミュニティで感謝を伝えることなど合計6つのクエストがありました。
その結果、お揃いのパーカーをゲットすることができました😊
参加したセッションについて
イベントで特に学びたかった内容は2つあります。
1つ目はLWC(Lightning Web Component)です。
普段、ApexクラスやVisualforce で開発することが多いですが、LWCを使った案件も増えてきています。
2019年頃、発表された新しい機能で、ネットの記事が少ないためLWCをもっと深く学びたいと考えたことが理由です。
2つ目はSalesforceのコードの最適化です。
Salesforceの制限(ガバナ制限)に関して開発しながら困ることがあるので、上手く回避する方法を知りたいと考えたことが、このセッションに興味を持った理由です。
この2つについて知ることができそうなセッションを中心に選択し、
2日間で約15個のセッションに参加しました。
その中でも印象に残ったのを2つ紹介します。
1.新しく拡張される機能
クエリロケーターが拡張される
ApexでDataWeaveが使えるようになる
ApexでもGenericsが使えるようになる
上記が使えるようになるとコードの品質があがり、
綺麗で読みやすいコードが書けるようになるそうです。
2.AppExchangeの「Code Scan」
コードスキャンは、コードをAIが分析し、提示する機能です。
例えば、既存機能を拡張する場合、自分が書いていないコードだと、
似たような処理を繰り返し書いてしまうことがあると思います。
その際にこちらを使用すると似た処理がないか、セキュリティ的に問題がないか教えてくれコードを最適化できるようです。
また、今回のイベントの1番のメインとして発表された機能は「フロー」でした。
それとあわせて新キャラクターの「フロ(flo)」が紹介されました。
既存のフローがどう変わるのかについての話はあまりなかったですが、これから進化していくようなので注目ですね。
USEメンバーは各々興味のあるセッションに参加したので他5人がどのようなことを学んだのかは直接本人に聞いてみるか、
社内のSalesforce勉強会(4月12日(水)19:00~開催:イントラ参照)や
社外のSalesforce CommunityイベントTrailblazerDX 2023 Global Gathering(4月21日(金)15:00~)での発表を予定しているのでご都合が合えば参加してみてください😊
きっとプロジェクトでの実装や開発で活かせる情報が知れると思います!
参加した感想
たくさんのハプニングもありましたが、初めてのアメリカ出張はとても楽しい思い出になりました!
英語はあまり得意ではないので不安もありましたが、イベント含め行く先々でいっしょに行った5名や現地の方に助けてもらいました。
イベントでは、自分が知りたかったコードの最適化のヒントを知ることができ、とても満足です!
今回の出張で案件のメンバーなど不在時の作業などご迷惑をおかけした部分もあったと思いますが、社長をはじめ多くの方に行っておいでと背中を押していただきありがとうございました!
いっしょに行った5名のメンバーも本当にありがとうございます!
たくさんのハプニングがあったおかげで楽しく、ずっと笑って過ごせました!
あとはMVPである新美さんのSalesforceへの愛をとても感じました!
服だけでなく、帽子や靴、リュック、ネイルなどほぼ全てがSalesforceのグッズでした。
イベント会場でもほとんどの人がSalesforceに関連するグッズをまとい、みんなSalesforceへの愛に溢れていました!
特定のクエストクリアでもらえる1mくらいのSalesforceのキャラクターのぬいぐるみを嬉しそうに抱えている人もいて微笑ましかったです😍
おまけ(観光など)
観光したところとみんなで食べたごはんをいくつか紹介します!
1.ゴールデンゲートブリッジ
大きくてとても綺麗でした!
橋の1/3くらいまではみんなで歩きました。
風が強くて髪はボッサボサになりました(笑)
2.サンフランシスコの景色
一番高いビルがSalesforceタワーです。夜はライトアップされて綺麗でした。
3.みんなで食べたごはん
①アメリカらしいダイナーのごはん
店名:シアーズ ファイン フード
ザ アメリカ なメニューです。店員さんがとてもフレンドリーで優しかったです。おまけに日本の歌謡曲を知っていて歌って下さいました!ステーキやサーモンなど全部美味しかったです😍
②サンフランシスコといえば!な美味しいシーフード
店名:Fog Harbor Fish House
7人前のシーフードを頼んだら1辺40㎝くらいの大きなお皿の上に
てんこ盛りのシーフードが出てきてびっくり!
無心で蟹の殻をむき、無言になりながらみんなでたくさん食べました~!
シーフードの下にはパスタがあり、シーフードのエキスをすっていてこちらもとっても美味しかったです😋機会があればもう一度行きたいお店です!!
③クラムチャウダー食べ比べ
店名:Chowder Hut Grill
店名:Boudin
クラムチャウダーは2回食べたのでどちらも紹介しました!
パンが器になっています!クラムチャウダーは濃厚です!
パンをつけて食べてもとっても美味しかったです!
イベントの空気感や楽しさ、周りの方々の人柄の良さなど
少しでも伝わっていたら嬉しいな~!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!