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マンガで読む仏語諺5 Il ne faut jamais mettre la charrue avant les bœufs

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Il ne faut jamais mettre la charrue avant les bœufs
don't put the cart before the horse
スキを牛の前に置くな(ものごとには順序というものがある)

使用単語
il(イル)it/he|それ/彼 ■ il faut(イルフォ)must/shold|すべき/のはずだ ■ ne ○ jamais(ヌ○ジャメ)never|決して○無い ■ mettre(メータは)put|置く ■ charrue(シャりゅー)plough|スキ ■ avant(アヴォン)before|前 ■ bœuf(ブフ)ox/beef|牛

ことわざコラム

スキってどんなものよと、インターネット検索をしたら、すき焼ばっかり出てきて、焦った筆者です(笑)

牛とスキ…そりゃ牛すき焼だよね(笑)

このスキは畑の土を耕す道具のことで、フランスだけでなく日本でもトラクターができるまでは牛と一緒に田んぼを耕していたりしました。

英語の場合は、don't put the cart before the horse
牛ではなくて馬で、スキではなくて荷車だったりするわけですが万国共通なのは、

牛や馬の後ろに置いて何かを引かせること。前に置いちゃダメなんです。

ものには順序もあるし、この辺りは私の私感なのだけれども効率の良い順序というのもあるし、何かをはじめるときに道具だけ揃えても自分一人だけじゃダメで引いてくれる仲間がいなきゃってこともある。なんて思うと奥の深いことわざなんじゃないかなと思ったりするのでした。

何事も順序よく進めたいものですね。

【これから学習する人向け】
フランス語の否定文

フランス語の否定文では

Il ne répond pas au téléphone(彼は電話にでない)
Il ne répond jamais au téléphone(彼は電話に決して出ることはない)

のような形で動詞をneとpasやjamais、またはnothingに相当するrienなどではさみます。
交互などでは、言い方によりneが省略されたりするみたいですが。
今回のことわざでは、Il faut(mustやshouldに相当する慣用句)といっしょになっているので、ことわざ前の部分のIl ne faut jamais mettre la charrueは、「決して置くべきではない」って意味になるのです。
日本語をぼちぼちしゃべるフランス人の友人は、日本語の否定形を「やら」「食べ」「見」なんて言っていたのだけれども、フランス語の発音はだけれどもneが出てきたら否定なんだなっておもってもらえればと思います。
ただ、フランス語の発音だとaiの綴りの発音がエだったりするので、たべない▶︎tabenaiの発音がナチュラルに「たべ」と言っていたのかはちょっと謎。フランス人に限らず、日本でも方言によってaiが全てエになる地域があるんだなと最近知って(はじめわざとぶっきらぼうに言っているのかと思っていたのだけれども東京弁?標準語?だとその連母音融合はしないなってケースでも全部してるから、ああそういう方言なのか!と。)もしかしたら住んでいる地域によってはフランス語の発音がより身近かもしれないと思うのでした。

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