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スピーカー問題 答え合わせ編|音響沼にはおちたくないけれど④|YAMAHA パワードスピーカーNX-50

過去に秋葉原をウロウロしていた私にとって、オーディオといえば自作PCなんて比にならないほどにお金のかかる世界であり、マジで触れたくない世界だった。

まさか中古8000円のスピーカーで沼に落ちかけるとは思っていなかったけれども。

なんなら、あまりの音質の違いから後から今寝室に置いてあるモニター用に買ったこのスピーカーを実はお蔵にしていてメルカリで売るにしても送料考えるともう1000円くらいにしかならないしもう捨てようかなと思いつつとりあえずキープしているわけだけれども、

2W+2W=4Wと7W+7W=14Wの10W差ってでかいのね。ホントに。

でもそれは値段とスペックで納得できる範疇にあるけれど、もしもリビングのヤマハを別の場所に置いていて配置の妙による高音質を知らなかったならわざわざ買い直すなんてことはしなかったかもしれない。

机の上を片付けたら若干音質が下がった感じはあるけれど、それでもリビングでは音楽を聴きたくなる。(それまでは片づけのお供とかカラオケのための練習で聴く程度で、音楽を聴くために聴くってあんまりなかった)
でも寝室では同じスピーカーで置き場所の工夫でだいぶマシになったけど、それでもわざわざ音楽は聴かなくてもいいかなって思っちゃう。

ヤマハのスピーカーを初めて置いた日、音質自体もだけれどもこの大きさで重低音こんなに響くの?って思ってたのが、机片付けたら多少とはいえ軽くなったのを感じてたんだけれども。たまたま見たこの動画によってなんとなく色々理解した気がした。

苫米地さんにしてみれば、100万のスピーカーx4が最低限みたいな話をしているから、2つで1万円のおもちゃのスピーカーでどんだけうだうだいうんだよ!ってかんじだろうけど、そもそも苫米地さんちのスピーカー1個よりうち(家)の方が安いですので

これが、身の丈というやつだ。シカタナイよね。

50万くらいまではお金を出せば出すほどって話もまぁわかるのよ。

3000円弱と8000円の差も凄まじく大きい。音楽好きな友達が割と使っている5〜10万のゾーンともかなりの差があるはずで。
ただ、宇佐兎三は聴覚に異常はないけど、そんなに耳が良いかと聞かれればそんなに良くないというか、こだわりが元はなかったっていうのと、そこにお金を出せるギリが1万円だったってかんじだから、これ以上をかける気はない。

あとは箱というか部屋の広さとか家の質とかもあって、まぁ頑張って5万くらいがいいところかなって思ってる。苫米地さんちのうち(家)より高いスピーカーは、音量もアレだけどうちにおいたら確実に床抜けるので。

ただ、1万円出しただけでも臨場感が違いすぎて世界観も変わっちゃったから、ノートPCのスピーカーなんかで聞いてないでみんなスピーカー買えばいいのにって思っちゃうくらいのインパクトはあったんだよね。

今まではヨドで777円のイヤホンでもそっちの方がマシみたいなスピーカーで聞いていたんだけど、イヤホンよりスピーカーの方が音綺麗なんだよなぁって思うし、

Youtubeでたまに入り込んでる救急車の音が現実か動画かわからない程度の音質がリビングの環境では片付けて元の奇跡の配置より下がった今でも出ちゃってる。(そもそも発せられてるスピーカーが音質に特化されてない電子音だというのは大きいと思う)

そんなこんなで、沼に片足つっこみかけてるけど、これ以上は入らないぞ(特にお金のかかる形では)と思いながらも、音に対して若干の誤解をしていたかもしれないと思った。

最終的には部屋をスピーカーに合わせるらしい

やっぱそうなのかと。
なぜかそこが沼の入り口になったのは珍しいタイプだとは思うけど。(だからすでに落ちてるって言われたのかw)

片付けて音質がちょっと下がった云々は気にしなかったらわからないレベルの話だと思うんだけど、同じスピーカーを使いながらリビングと寝室の音質の差はたぶん気にしなかったら逆に「違うスピーカーを使ってる」と思うレベルで違うから、気にしてない私でも気になっちゃったってのはあるんだけど。

で、苫米地さんち結構ちらかってるなぁと思ったんだけど(最近ずっと片付けしてたからねw)、低音ウーハーのために中身の入った紙袋を置いているってくだりが後半にあって、

あああああなるほどぉぉぉぉ!

ってなったのよ。
なんとなく何もない部屋の方が声って響くイメージだったんだけど、

むしろ低音ってモノに反射させるんかーいってやつよ。

思えば、スピーカーをおいたタイミングでは、机の上ごちゃごちゃかなり色々モノがスピーカーの周りにおいてあったのよ。なんなら机の上が苫米地さんちのミニチュアみたいな置き方になってないともいえなくなかった(笑)

私の一つの疑問がなんで、なんでほとんどなんも置いてない寝室よりも机の上ごっちゃごちゃなリビングの方が音いいんだ!だったんだけど、ウーハー響かせるにはモノが必要なのね。通りで、リビングも机の上片付けたら音が軽くなったわけだと。

周りを囲うようにおいてた棚を動かしたせいかと思ったけれども必ずしもそれだけのせいじゃないのかと。モノに反射させるはマジで目から鱗で。

それきいて、数センチだけどスピーカーの位置と動かして、ちょこっと邪魔にならない程度にモノを動かしたら確かに微妙にだけど片付けて軽くなった重低音がちょっとだけど重くなった。

公開後、ガチャガチャいじっててスピーカー斜め前にペン立てを置くとめちゃくちゃ音質が良くなるポイントを見つけた

こんなんで劇的に音質変わるなんて普通は思わないwww
ちなみに元はここに化粧用ブラシや化粧品が
この比じゃない量で置いてあった。

ちなみに、さすがにスピーカーのためにせっかく片付けた机をまた常に散らかすようなことをするつもりはない。

宇佐兎三のこだわりはむしろなんでかわからない疑問に対してであって、音は良いに越したことはないけど、映画を見るとか音楽を聴くとかのタイミングで必要に応じてモノを置けば良いとわかったら満足なので。(普段見てるようなイケボじゃないおっさんがしゃべってるだけのYoutubeを最大音質で見たいわけではない)

価値を誤認する話

話の中でちょっと気になったのは、綺麗なグラフを描く澄んだ音がでるアンプの話なんだけどやっぱり完璧なものは逆に安く聞こえるのかと思っていて。

格付けの音楽問題で、どっちが高いヴァイオリンかみたいな話って、基本的にはよりCDっぽくて面白くない、味のない方が高くてホンモノなんだけど。
そもそもオーケストラの楽器演奏自体が、正確に「再現」するということを重視する世界が長く続いているので、個性がないものが一流なのよ。

このあたりって、ビアニストをしている叔母が何かの審査をしたときの判断基準は本来こうなんだけど、やなんだよねーみたいな話で知ったのだけど。

元は、Youtubeどころかラジカセなどの録音再生機器がない時代に誰かが作曲した曲を再現するのが「ミュージックプレイヤー」なんだよね。

ただ、一流のCDが安価に流通している今は高いヴァイオリンの方が安く聞こえてしまう。というか、私みたいなにわかには打ち込みとの差がよくわからないと言ってもいい。
ちょっと安くて変な音がするほうが味があるとすら思ってしまうし、一瞬そっちの方が高いんだっけってうっかりすると知ってても思ってしまう。

小澤征爾氏が振ったコンサートにも行ったことがあるけどまともなオーケストラはCDきいてるのと変わらなすぎて、手頃な楽器を使ってて突然変な音が聞こえてハラハラする学生オケの方が好き。

だからスピーカーではケーブルで「色をつける」って話にめっちゃ納得しちゃった。

宇佐兎三のヤマハはそういうスピーカーに比べたらきっと雑味ばっかりだろうしクセもあると思うけど。

沼の入り口はいつだって楽しい

宇佐兎三がオーディオマニアになってオーディオにお金をかける可能性はかなり低くてたぶんずっと「にわか」なままけれども、たまたま落ちた沼で結局3カ月楽しんでいるというね。

なんでもいいけど、入り口のあたりでお金をあんまりかけずに1カ月程度突き詰めて試行錯誤してハマってみるって結構楽しいなって思ってて。

しかもインターネットの情報量が十分に揃ってきてて、調べたらわかるもあるけど、アルゴリズムが勝手に答えをくれるような世の中になりつつある今、増やすべきは知識というよりは興味をもてるような対象なのかもしれない。

10年前ならわからずじまいだったはずだけど、今は答えが降ってくる。

高橋留美子「らんま1/2」1巻|小学館

呪泉郷みたいな小さい沼ならぬ泉を…って思うけど呪泉郷って泉だけど落ちると呪いにかかるから、落ちない程度ほどほどに。(いくかは落ちてもいいけど全部は時間もお金も足りないよね)

なんて思ったりするのでした。

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