マンガで読む仏語諺35 À méchant ouvrier, point de bon outil.
今回もトラさんとライオンさんのお話。どうやら二人とも奥さんの彫刻を掘りはじめたようですが?
À méchant ouvrier, point de bon outil.
a bad workman blames his tools
腕の悪い職人は道具のせいにする
使用単語
à(ア)to|に ■ méchant(メション)bad|悪い ■ ouvrier(ウーヴりエ)worker|職人/労働者 ■ point de bon(ポワンドゥボン)no good|よくない ■ outil(ウティ)tool|道具 ■ Oh mon dieu!(オーモンデュ)Oh my god! ■ C'est(セ)it's ■ moi(モワ)me|私 ■ oui(ウィ)yes|そうです ■ ciseau(シゾー)chisel|ノミ ■ à bon est mauvais(アボンエモヴェ)no good ■ alors(アロー)so|だから ■ peut-être(プテートほ)たぶん ■ je(ジュ) I|私は ■ ne peux pas(ヌプパ)can't|できない ■ faire(フェ)make|つくる ■ mieux(ミュ)better|もっとよく
ことわざコラム
直訳すると「腕の悪い職人は良い道具をもっていない」なのだけれども、「腕の悪さを道具のせいにする」っていう意味のことわざ。
むしろ、言い訳したくなる気持ちの方がものすごくわかるのですよ。「なんで同じ道具つかっているはずなのにこんなに違うの!?」「同じ道具を使ってるとは思えない!」って思ったことって1度や2度じゃないのですよ。
もちろんものづくりもそうなんだけれども、ゲームなんかでも一緒にはじめても初動からめちゃくちゃ上手な友達とやっていると、同じキャラ性能のはずなのに全然動きが違うので「え?なんで?」ってしょっちゅう思っています。
道具の話をしてしまえば、刃物であれば一番綺麗に切れる力加減というものがあって、それを知っていれば悪い道具でも下手な人が一流の道具を使うよりも効率よく仕上げることができるのだけれども、力加減を知らない場合は、どんなに良い道具を使っても上手に仕上げることなんてできないんですよね。いわば「弘法筆を択ばず」を逆側からいったようなものでしょうか。
どんなことであっても最大の道具は自分の腕なのかもしれません。
もっと器用だったらな…なんて思うことわざでした。
おまけ。
子供の頃不器用な子の粘土ってこうだったなぁなんてかんじで描いてます(笑)私も粘土苦手だったけれども。
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