宇佐見興子(児童文学、エッセイスト)のポートフォリオ
■宇佐見興子(うさみ・きょうこ)プロフィール
岡山県生まれ。津山高校を経て、早稲田大学法学部を卒業。在学中は交換留学生として半年間、南米エクアドルの大学で学ぶ。
1960年代半ばから、テレビ『兼高かおる 世界の旅』や、毎日新聞ニュースの映像編集に携わる。1964年の東京オリンピックでは、得意のスペイン語を活かし、選手村の取材を行った。
結婚後の1984年に日本児童文学学校の第12期生として学び、『ピノッキオ』の翻訳で知られる故安藤美紀夫に師事。
1985年、『チュー助大江戸事件帳』でデビュー。小学校高学年~中学生向けの長編児童文学を次々に発表。全国図書館にも収蔵される。
児童文学に関する講演や、トークイベント出演も多数。
作品リスト
『チュー助大江戸事件帳』作・宇佐見興子、絵・松本恭子(国土社)
ねずみのチュー助が、お江戸の難事件を鮮やかに解決!
『遠い国からきたサンサ』作・宇佐見興子、絵・宇野亜喜良(国土社)
隆のもとへ不気味な首、サンサが送られてきた。親友マリオの宝物だというのだが……。ペルーと日本を結び多感な少年の友情を描く。
『ひづめの音が聞こえる』作・宇佐見興子、絵・平田恵子(国土社)
不思議な美少女に見こまれたのぞみは、駿馬をあやつり、中国は唐の時代へ旅立つ。大きなスケールで描く恋と冒険と自分発見の物語。
『真夏のトナカイ』作・宇佐見興子、絵・岡本順(文研ブックランド)
美容師の静子さんが、別れた夫の死を知り、ふせってしまった。圭太は静子さんがブラジルに移民していたことを初めて知り……。
『アルベルトとぼくの畑』作・宇佐見興子、絵・岡本順(文研ブックランド)
ぼくんちのとなりの部屋に、日系三世のブラジル人・アルベルトさんが住むことになった。アルベルトさんは、なんだかとってもわけありに見える。
童話
『おおかみと七ひきのこやぎ』作・グリム、文・宇佐見興子、絵・篠崎三朗(学研)
エッセイほか
「書き手のエナジー(特集:児童文学に描かれた犯罪)」/雑誌「日本児童文学」1994年5月号
「遊ぶ(特集:ファンタジーの行方)」/雑誌「日本児童文学」1995年6月号
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