伏見稲荷大社、本宮祭を2倍楽しむ
伏見稲荷大社で催される夏祭り、本宮祭。
日々の御神恩に感謝する大祭で、
祭の間、境内には沢山の提灯が飾られている。
流石というべきか、昼間から多くの人で祭りは賑わっている。
伏見稲荷大社西側の入り口から、ずらりと屋台が並ぶ。
祭囃子と共に焼きそばや唐揚げなどの香ばしい匂いが漂ってくる
お祭りにはかかせない、カキ氷なんかも。
稲荷大社はお狐様を祀る神社だ。
なので近くや境内のお店で色々な種類の狐のお面が売られている。
狐のお面を被って提灯の掲げられた千本鳥居を練り歩くと、より特別な空気を味わうことが出来る。
日が暮れた境内、千本鳥居に付けられた提灯に明かりが灯る。
その雰囲気は神隠しに遭ったかのような異世界感を醸し出している。
夜になると、いよいよ祭りの本番。
日が暮れ始めると共に一気に人が増える。
また、本宮祭では画家の方々が奉納された行燈も展示される。
美麗なタッチで描かれた行燈は一見の価値有りです。
提灯がうすぼんやりと光る千本鳥居。
本当に異次元に来てしまったかのような雰囲気だ。
思わず黄泉平坂という言葉が思い浮かんでしまう。
本宮祭の後、真夜中に訪れると、提灯は消灯されているものの妖しい雰囲気は顕在だ。
誰もいない祭の後の境内。
余韻を残しつつもより一層の妖しさに息を飲む。
2019年の開催は7月20日と21日。
伏見稲荷大社では三脚の使用は禁止されてはいないが、祭なので人の数は勿論凄い。
20時を過ぎると少しずつ人の数も落ち着いてくるので、撮影は一般の人の邪魔にならない範囲ですることを心掛けたい。
提灯の点灯は21時頃までだそう。
一度行ってみてはいかがでしょう。
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