得意分野を資格にするのか、苦手分野を勉強するのか

前の記事で書いた通り、6月は時間が空くことになったので、新しい仕事を探しつつも、スキルアップについて少し検討している。

何か資格でも取ろかな、ということである。

ライティングという仕事には資格はいらない。
ただ、資格があることでハクが付く部分はあると思う。
特に生活系のライターは誰でも書けるだけに、何かしら肩書がある人を採用するところが多い。
とはいえ、結構聞いたことないような民間資格を掲げてる人も少なくない。
だからと言って読む側の私は特に疑うこともなく、「へー〇〇アドバイザーか、すごいな」とすんなり受け入れている。
わざわざその資格がどの程度のものかなんて調べない。

というわけでネット上で取れるような結構適当な資格でも役に立つんじゃないか、というのが私の見解である。

問題は、そのジャンルだ。

私の得意分野は料理と育児、
苦手分野は掃除、洗濯だ。

元来食べるのが好きだし、料理を作るのも苦じゃない。
新しい食べ物もがんがんチャレンジする。
仕事の半分以上は食品の記事である。

3児の母だから育児ネタも多い。
子供を育てる上での知識と工夫は大体してきた。

一方、苦手分野は収納や掃除である。
昔から整理整頓が特に苦手だった。
今は整理整頓マニアで綺麗好きの夫に尻を叩かれながら何とかやっているか、好きではないし、センスもない。
キレイな部屋への感動も薄い。
暮らせればそれでいいし、虫とかわかなきゃいい、という意識の低さである。

洗濯も嫌いだ。
がんばっても汚れが落ちないことがあるし、梅雨時期の部屋干し臭など自分の努力の範疇を超えた部分が多すぎる。
そもそも服に興味がない。
できることなら毎日同じ服を使い捨てにしたいくらいである。

さて、そんな私がどんな資格を取るべきか、ということだ。

最初はワクワクしながら料理系の資格を見ていた。
しかし、気づいてしまったのだ。
食べ物系のクライアントは、資格を持っていない今でもそこそこ取れている。
3児の母や農学部卒、という肩書と、記事への気持ちの熱さだけで、結構通用してしまった。

なら育児か?
と思ったが、これまた「3児の母」以上に説得力のある資格はあまりなかった。
塾講師の経験もあったりするので、これまた資格なしで、まあまあ仕事が取れている。

つまり、得意分野の資格をとってもあまりクライアントの増加は望めないと言うことか。

苦手分野こそ資格という強みがあって初めて依頼に漕ぎ着けられるのかもしれない。

とはいえ。

資格だけじゃ記事にはならない。
資格に裏付けされた技術で、何らかを成し遂げなきゃいけない。

例えば整理収納アドバイザーなんかをとったところで、部屋が劇的にキレイにならないと記事にはならないわけだ。
資格くらいで私の苦手がそんなに伸びるか?
嫌いなジャンルについて何か書く情熱が生まれるかというと怪しいところである。

そんなこんなで初っ端から悩ましい、資格取得。
ライターの皆さん、何か資格持ってたりしますか?

普通免許か英検2級しか持ってない私は最近の資格の多様性に大混乱なのでした。

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