Netflix日米恋愛リアリティーショーを見比べて自分は日本人だと心から思ふ
恋愛リアリティーショーって。
いつか
友達が1人もおらず、
エンターテインメントが一切ない
最果ての国にハズバンドが飛ばされて、
何らかの理由でやむおえず帯同した際にとっておこうと思っておりまして、
今までいっさい見たことなかったんですね。
だけれども、あまりに会社のシンガポーリアンが日米の違いが面白いというもんだから、
Netflixの『ラブイズブラインド』の
ジャパンとアメリカ版シーズン3を見てしまった今日この頃です(パンドラの箱オープンっ
これが意外にも設定が面白く、
「顔や外見を見ずに内面だけ深く知り合い、婚約した男女が1ヶ月以内に結婚する」
そして、
「Is love blind?(恋は盲目なのか?)」
を証明するというテーマ。
と言っても、
結婚の瞬間まで顔を見ないわけではなく、
こんな感じに↓
②、④〜⑥のどの段階でも脱落可能、
という流れになっている。
マッチングアプリっぽいが、外見が見えないという点や、日米見比べて同じ企画とは思えないほどの違いがなかなか興味深く、今日はそんなことを書きたいと思ったのでした。
外見発覚後オープンにやらかす米とlove is blindの要素を意図的に削除している日本
日米の違いというと、
アメリカ人露出多くない?リアクションでかくない?とか、聞きたくもない知らん人の下ネタ多めやめてほしいとか色々あるんですけど。
一個明確に違ったのは日本版においては
本家アメリカ版にはある決定的な要素を意図的に削除しているのではないか、ということ。
ラブイズブラインドアメリカ版では、
内面で繋がったカップルたちが対面をし、
その後初めて他の成立したカップルメンバーも含めてパーティーをするという場面が
メインイベントの1つとして描かれています。
これはとっても大事なイベントで、
自分がポッドでデートした他の異性のビジュアルを初めて見る場でもあるので、
「うっわーこっちのがタイプだったー!」
っていう状況も意図的に作りそれでもなお
内面の繋がりを作った相手と結婚の意思を固められるのか、
というのがラブイズブラインドを証明する実験の一つだから。
もう大騒ぎなんですよアメリカ版パーティー。
最初デートしてたあの子のが可愛かったとか、セクシーとか、カッコよかったとかなんだかんだ事件が巻き起こってザ・カオス。
一方、日本も同じイベントはあるものの、
ただの平和な再開&初めましてタイム。
自分の相手が一番素敵だったというポジティブコメントの一つや二つあるものの、
カオスは描写されない。
(絶対何らか心の中で思ってるよね?あなた達)
この違い面白くないですか?
やっぱりアメリカ人は素直ですよね。
変な言い方だけれど動物的。
日本人は思ってても外見でやっぱりあの人が〜なんて言ったら叩かれるからか、
そういうルールだからちゃんと内面で選ばなきゃって真面目になってるからか、
陰でこそこそしてるのかなんなんでしょう。
とはいえ、アメリカ版のこのくだり見てて、
こっちがめんどくさっ!と疲れてしまう、
そんなジャパニーズな私ではありました。
どこまで引っ張るかの違い
もう一つ大きな違いはどの時点で脱落するかというところ。
日本版見てからアメリカ版(少なくともシーズン3)見た時に、
アメリカ人がほとんど結婚式の誓いの場で
「カップル解消」になってる事実に
割とドン引きしました。
しかも、家族とか友達を盛大に呼んだ上で。
え?そこまで引っ張る?
そこまで分からなかったの?って思いますし、
キレまくりの家族も見てられなさすぎる。
一方日本人はというと、
あんまり言うとネタバレだが、
ほぼそんなことは起こらずかなり『配慮』されていると感じた。
結婚式の場で解消とか、
きっと世間体的に演出でさえ許されない日本なのでしょう。
もしくは、ポジティブに考えるとアメリカ人の方が最後まで希望を捨ててないということなのでしょうか。
アメリカ人よお主らプライベートでもこんなに意見を戦わせるんかい?
頭では分かっていて、
仕事でいつも見ている風景なのにも関わらず、
なかなかにジャパニーズノーマルから考えると目を覆いたくなるのが、色んな場面でバチバチに主張し合うアメリカ版。
特に親訪問の場面、
めちゃくちゃ親に詰められる参加者(怖
詰められた側もケンカごしテンションで明確な主張を展開(怖
そして何故か最後仲良くなる(ナニソレ
参加者のその後を追う再開の会も、
『楽しい再開★』な日本版に対して、
シリーズ中に起きた事件(しかも『何であの時他の子のこと可愛いって言ったの?』レベルの案件)を司会者までノリノリで掘り下げて、
吊し上げられてる参加者が泣くまで攻め込むアメリカンスタイル。
ここまで来ると脱帽(すげーっす
一方、日本版ではカップルの中でのネチネチした揉め事は見させられたり、
その場で何も言わず、アフターインタビューで色々ぶっちゃけてるの見るとまぁそっちのが怖いという説もあります。
非常にカラーが出ます。
異文化研究材料には最適。
◇
というわけでして、
とりとめないどうでもいい投稿ですが、
結論として総じてジャパニーズDNAが骨の髄まで染み渡っておりますわたくしにはアメリカ版はついていけませんでしたし(もはやホラー
アメリカで恋愛しろなんて言われたら絶対無理だと自分のジャパニーズ味に気づいたのでした。
皆様も是非お手隙の際にご覧あれ。
ちなみに、ラブイズブラインド発展系でnoteのサブ事業として、note投稿だけで内面や考え方をベースにマッチングするとかどうですか?
(noteの治安は悪くなりそうだけど)
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