閉じた瞳の向こうにしかない国の記録―君が待っていた海沿いの街―

今日は夢の記録です。一部の内容がちょっと気になる夢を見たので、検証がてら綴っておこうと思います。この間のブルーインパルスの夢みたいなこともありますしな…。今回はそういうくっきりはっきりした予知夢ではないと思うけど、ちょっとストーリー的にも面白かったので。


夢の中では、私はあるお店の手伝いをしているという設定になってたらしいです。スイーツのお店じゃなかったかな。テイクアウト専門っぽい小さなお店に見えました。

そのお店の商品なのか、ホイップクリームのいっぱい詰まったシュークリームだかパンみたいなのをいくつもゲットしているっぽい私。ゆっくり休憩して食べなさい、みたいな話になったのか、ちょっと長めに休憩に入った様子。
別のお店を手伝っているらしい男性と女性1名ずつと一緒に休憩してたと思う。顔などははっきり覚えてません。

この3人、どうやら少々長く休憩し過ぎたみたいなのです。男性がお店(レストランだったはず)に戻ると、忙しい時間に君がいなくて困ったよみたいな話をされてる。微妙に怒られてるっぽい。女性の方も違う店でたぶん同様の対応されてたはずだけどちょっとうろ覚え。

私も長く休憩し過ぎたことに気付いて慌ててお店に戻ろうとします。お店はショッピングモールの一画にあるらしく、そのお店のあるはずのフロアを探すのですが、何故か全然見当たらない。

なんと私、お店のある建物そのものを間違えていたのです。本当は隣の駅前にあるショッピングモールなのに、別の駅前のショッピングモールに来てしまったらしい。何でそんなことに(汗)。

慌てて隣の駅まで戻ろうと、間違えたショッピングモールのそばの駅に行こうとして道に迷ってしまう私。何故かどんどん田舎の道に入って駅から遠くなっていく。海が望める小高い丘に登るように土の道が続き、途中には民家。木の台車みたいものに乗って遊ぶ子供たち。こっちじゃないと気付いた私は引き返します。

そのうちに、鳥居が見えてきます。鳥居の前には何やら説明書きがあって、ここは神社である様子。灰色の石の鳥居だったと思います。
私は少し躊躇ったものの、その鳥居をくぐって進んで行きます。鳥居の向こうには、男の子とその父親がいました。

この神社は亡くなった男の子のために父親が建てたのだそうです。でも、私が躊躇ったように、ここを訪れる人はいないようでした。だから男の子はずっと待っていたのだと言うのです、この鳥居から続く道を通る人を。それが男の子の供養になるから、という話だったかと思います。

私はそこで、魚だかおにぎりだかを貰ったような気がするのですが、ちょっとはっきり覚えてません。男の子は漁師になるはずで、魚をとってきたとかいう話だったような、そうじゃなかったような…。この神社は海の近くにあって、海に関する仕事に就くという話だった気はします。

鳥居から続く道を進んでいくと、無事に駅に辿り着いたではないですか。駅は外に階段、中にエレベーターがあって、階段を上ろうとしたけど結局エレベーターでホームまで行き、隣の駅までおそらく電車に乗って、隣の駅前にあるショッピングモールに到着。戻るべきお店はもちろんちゃんとありました。あの男性と女性もいて、遅刻をまだ反省しているのか神妙な顔をして立っていました。自分たちの手伝っているお店が終わってからこちらに来たのでしょうか。私の代わりに手伝ってくれていたのかもしれません。


こんな感じでした。遅刻するは間違えるわ迷子になるわ、散々ですね(汗)。

この夢、ちゃんと筋があるようでどうも一部が浮いてるような印象がありました。ええ、鳥居の場面です。単に道を間違えてるだけの話なのに、急に少々スピリチュアルな話が突っ込まれてる。もしかしたらこの夢のポイントはここかもしれません。

私はこの夢を見た日、正確には前の日の晩と綴るべきでしょうか、気になることを思い返していました。ある人の表情や仕草の意味を探ろうと、思い返していたのです。それは私しか目にしていない、もしかしたらその人も無意識かもしれない出来事でした。
いくら思い返しても結局本人に聞かなければわからないのですが、それが難しい以上は想像するしかありません。

私はその表情を見た時、あることを思ったのです。その直感が正しければすべての辻褄は合います。たったひとつの答えを示し続ける、運命の流れ。その流れが間違っていないのであれば、この表情も流れの一部のはずだからです。むしろ、流れの中心のはず。
でもそれは、私に非常に都合のいい解釈でしかない。本当に単なる想像でしかないのです。

ここからもやはり都合のいい解釈なのですが、夢に登場した男の子は、おそらく私がその表情を思い返していた人物ではないかと思います。もしかしたら、その父親もその人自身かもしれません。男の子がその人の本音の部分、父親が理性的な部分、みたいなイメージで。夢の中では、男の子は全然喋らず父親だけが話をしてくれた気がするのでそうかなと。もちろんその人は元気にしておられます。「神社」という設定に整合性を持たせるために、男の子は亡くなったという設定になっていたような気がして仕方ない。

その男の子はずっと誰かを待っていた。そして私がやって来た。私は道に迷っていたのに、男の子が待っていたその道を通ったら、無事に目的地の駅まで辿り着けた。
つまり、私の直感は正しい。正しいから、私は目的の場所に到着できた。もし間違っていたら、私は駅に辿り着けていないはず。

何故そう思ったのか、それには根拠があるのです。最も大きな決め手は、そこが神社であったこと。神社の佇まいや場所もポイントです。詳しくは差っ引きますが、私が思い返していたことには、実は神社が大きく、大きく関係しているのです。
男の子が「待っていた」ことも実はポイントだったりします。詳細を書けばわかっていただけるかなと思うのですが、ここはちょっとごめんなさい。「駅」は私の夢にはよく出てくるモチーフなのですけど、もしかしたら今回はこれもポイントかもしれない。

まるで私の悩みへの示唆のようです。こうもそのままだとそうとしか思えない。神社のことなんて、前の日に思い返してた時には忘れてた。むしろ表情や仕草の意味を心理的な観点から探ろうとしてた。
探ろうとしながらぐだぐだと考えているうちに、異常に眠くなってしまったのですね。疲れていたのかもしれませんけど、私はそのままこんこんと眠り続けてしまったのです。何度か目を覚ましてはまた眠り、その途中に見たのがこの夢です。

何だか、「見せられた」気がして仕方がない。何故こうも夢の内容と私が直前に悩んでいたことが符号しているのか。悩んでいたから夢らしく形を変えて、記憶や思考を整理するために見たのか。それにしては変化球過ぎる気もする。気にかかっていることが夢に出てくるときは、もっとストレートな印象があります。

この「男の子」もしくは「父親」は、私にとって何らかの意味のある人物だろうと思います。たぶん、ここしばらくの夢に頻繁に出てくる人と同一人物。もちろん確証はありませんが、今回の夢の解釈から考えるとそうなります。その人が何度も出てくる理由もわかるような気はしているのですが、これも私の都合のいい想像かもしれません。
実は、夢を見た直後は男の子についてまったく違う解釈をしていましたが、少々不思議な夢だな、と気になって少しずつ思い返しているうちに、上記のような方向に予想が変わっていきました。それが合っているかどうかは、もちろん誰にもわからないことです。

夢は夢でしかないのですけど、なんだかストーリー性もあって面白かったので記録してみました。予知夢的なものではなく、メッセージ的な夢?あまりこういうの見ない気がするので余計に面白い。単なる記憶の整理の可能性ももちろん大いにありますけど、ある程度はっきり覚えている夢は意味のある内容であることが少なくないので、未来で何かに気付くかもしれないときのために書いておきます。自分のための文章でごめんなさい。

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主にフィギュアスケートの話題を熱く語り続けるブログ「うさぎパイナップル」をはてなブログにて更新しております。2016年9月より1000日間毎日更新しておりましたが、現在は週5、6回ペースで更新中。体験記やイベントレポート、マニアな趣味の話などは基本的にこちらに掲載する予定です。お気軽に遊びに来てくださいね。

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