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創作(短い小説、ポエム等)

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主に文章による創作
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#小説

ミッション迷子案内④

「意外と距離があったね…」 車社会で生きているらしい神崎が音を上げそうになったが、ふたり…

うさパイ
3年前
2

ミッション迷子案内③

水上バスが桟橋に近付いていく。東京を象徴する赤と白の塔に、地方出身のふたりは歓声を上げる…

うさパイ
3年前
1

ミッション迷子案内②

「神崎…さん?」 思わず、半疑問形で尋ねていた。 研修期間中ずっと見せていたクールな雰囲…

うさパイ
3年前
1

ミッション迷子案内①

揺れる水面を足元に感じると、子供のように心が弾む。 研修最終日の移動手段は、水上バスだと…

うさパイ
3年前
6

リサイクルされる夢幻

「__さん」 彼の名を呟く。切なさが、どうしようもなくて。 枕に頭を預けて、いつものよう…

うさパイ
4年前
2

魔法の兵隊の足音

大都会の駅は広過ぎて、小さな街の片隅に息を潜めて暮らす自分には、英雄の脱出を拒むダンジョ…

うさパイ
4年前
3

そっけない帯

お祭りに誘われたのが、嬉しかった。 メンツの中には、憧れのあの人もいる。 ちょっとでも可愛い格好をしなくちゃ。 でも、私はスタイルも悪いしTシャツも似合わない。そもそも洋服が似合わない。 そうだ、浴衣を着よう。 和服が似合うねって、よく褒めてもらえるもの。 母に尋ねてみたら、紺色に花柄の浴衣を箪笥から出してきてくれた。 亡くなったおばあちゃんが縫ったもので、ほとんど着てないんだって。 帯も、草履も箪笥の奥から見つけてもらった。 あとは、実際に着てみるだけ。 ああでも

ドロップスの終点

地上にも星は流れる。 赤や白や黄色のランプが、溶かしたドロップスのように道路を流れる。揺…

うさパイ
5年前
6

炎の桜

うなじに焼き付いた魔法陣を、きみは髪をかきあげて太陽に晒す。 きみを呪う、小さな魔法陣。 …

うさパイ
5年前
5

こぼれる星、ひとりきりの歌

闇に氷のつぶてをいっぱいに敷き詰めて、星空が生まれる。 ぼくはその星も空も好きだったし、…

うさパイ
5年前
6

朝の雨、おわかれの歌

きみがいなくなったとき、ぼくはほっとしたんだ。 きみが悪い人だったとぼくはあまり思ってい…

うさパイ
5年前
1

招待状に紅茶の移り香

「春輔、風邪を引きますよ」 窓を思いっきり開けて雑踏を眺めている青年に、カウンターの奥か…

うさパイ
5年前
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面倒見のいい喫茶店

からん。扉が鳴る。 この界隈には時々足を運ぶけれど、こんな店があるとは今の今まで知らなか…

うさパイ
6年前
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