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ペット里親はメリットがいっぱい!うさぎの里親にもなれるの?

うさぎをお迎えする際に多く利用されている、ペットショップ。しかし、近年の傾向として里親制度を利用するうさぎ飼いさんも増えてきています。

 

というのも、ペット里親のサービスを利用すると、飼い主さんにとってもペットにとってもメリットが多いといわれているからなんだとか。

 

そこで今回は、ペット里親に関する内容を詳しくまとめていきます。ペット里親を利用する際のポイントなどもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

 

うさぎの里親とは?

 

ペット里親は、なんらかの理由により飼育が困難となった飼い主さんから生体を譲り受ける制度です。インターネットのサイトや保護施設の公式HP(ホームページ)などでやり取りが行われています。

 

掲載されているペットは、引越しなどによるライフスタイルの変化によって飼育が困難になった子が大半を占めています。また、飼い主さんとの性格の不一致が原因となっているケースも多い様子。近年では、多頭崩壊による里親探しも多く行われるようになりました。

 

うさぎの里親について具体的な例をあげると、うさぎの多頭崩壊に救いの手を差し伸べた「アニプロ」さんのホームページがあります。このサイトには、現在も14羽のうさぎが里子として掲載されています。200羽ほど掲載された際はどうなることかと思いましたが、多くのうさぎが幸せをつかめたようです。

 

 

里親になるメリット

 

里親としてペットを受け入れると、ペットにとっても大きなメリットがあります。里親が見つからない場合の生き物は、殺処分となるケースがあります。しかし、里親制度を利用するような優しい飼い主さんにめぐり合えた場合、ペットの残りの人生は素晴らしいものになる可能性が高いと解釈できます。

 

また、飼い主さん側のメリットは、低価格または無料で譲り受けられる点といえるでしょう。場合によっては、飼育に必要な用品なども生体と共に譲ってもらえるケースがあるので、初期の出費を大幅に抑えてペットライフがスタートさせられます。

 

 

里親になるデメリット

 

里親制度を利用するうえでペット側のデメリットを述べるとすると、悪意のある引き取り手に命が渡されてしまうことです。里親になる飼い主さんの多くは優しい人ばかりですが、ペットを愛する気持ちがまったくない引き取り手がごくわずかですが存在しています。

 

実際に「他のペットのエサにした」「命を粗末にする行為がしたかった」など、悲しい理由でペットを引き取る人間もいる様子。そのため、無条件で行う命の取引は控えるべきといえるでしょう。

 

そして、飼い主さん側のデメリットを述べるとすると、ペットの生い立ちに寄り添う必要がある点です。以前の飼い主に虐待をされていた場合、人間に心を開けなくなっているケースもあるでしょう。そうなると、ペットとのイチャイチャタイムは先のものになると考えられます。

 

 

里親になる場合のポイント

 

動物好きさんは、心の優しい方が多いのが現状です。そのため、ペット里親のデメリットをふまえても、この制度を利用したいと考えてくださる方が多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ペットの里親制度を利用する際におさえておきたいポイントを3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

ポイントその1

 

里親を探しているペットの中に、命の期限が設けられている生き物がいます。保健所などで行なっている里親探しの場合は「あと〇〇日で殺処分になる」と表記されている場合がほとんどです。

 

年齢や種類などにこだわりがない飼い主さんの場合は、命の期限付きの生体を最優先にするのがポイント。その子の残りの人生を、幸せな時間に変えてあげられるかもしれません。

 

ポイントその2

 

取引の最終決定を行う前に、対面での相性チェックを行うのもポイントのひとつ。

 

サイト上で一目惚れをした子でも、実際に会うと相性が合わなかったという声を耳にします。逆に、見た目はさほど気にいらなかったけれど、相性は抜群によかったと喜んでいる飼い主さんもいる様子。

 

コロナによる規制も緩和されてきているので、筆者は対面による最終決定をおすすめします。一生モノの選択なので、ぜひ最善を尽くしてくださいね!

 

 

ポイントその3

 

里親に限らず、ペットと暮らすうえでは当たり前の条件となりますが「生涯愛する」「途中で飼育放棄をしない条件をそろえる」は、破るべきでない重要なポイントのひとつです。

 

里子になっているペットの多くは、悲しい経験をしている子が大半です。そのため、これ以上傷つくことがないように、新しい飼い主さんはより意識をしなければいけないといえるでしょう。

 

 

生き物の背景に心を寄せよう

 

私たち人間が辛い体験をさせられた場合、なかなか相手に心を開けなくなってしまいますよね。しかし動物たちは、何度も何度も人間に心を開いてくれることでしょう。

 

もちろん一筋縄ではいかないことも多いかもしれませんが、里子とのペットライフにモヤモヤを感じてしまった際はその悲しい背景にも寄り添ってあげるといいでしょう。

 

 

幸せあふれるペットライフを!

 

今回の記事は、辛い思いをしたペットたちに寄り添う内容にばかりなってしまいましたが、やはり飼い主さんが誰よりもハッピーでなければいけない点も忘れないようにしましょう!

 

飼い主さんもペットも共に笑顔でいてこそ輝きはじめるペットライフ。ぜひ飼い主さんの心がはずむ選択を重ねるようにしてくださいね。

 講師:ほしほしこ

息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。

しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。


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