うさぎ用かじり木のおすすめはなに？かじり木の必要性も徹底解説！

2023年5月23日 07:16

うさぎのストレス解消・気分転換グッズとして注目を集めているかじり木。可愛らしいデザインのアイテムも増えているため、雑貨感覚で愛用している飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかし、うさぎの中には齧った木をそのまま食べている子も多いとのこと。そのため、「大丈夫？」「かじり木は本当に必要なの？」と悩んでいる飼い主さんも続出しています。

今回の記事では、かじり木の注意点などの説明はもちろん、おすすめアイテムもいくつかご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

かじり木の使用理由

販売されているかじり木は、「不要な齧り行為を解消するため」「伸び続ける歯を健康的に削るため」の２点にアプローチしています。

しかし、牧草（チモシーやアルファルファなど）をしっかり食べているうさぎの場合、かじり木は与えなくても問題なし。ただ、齧りたいという願望が満たされず、柱や壁をかじってしまうような場合はかじり木を使用するのもひとつの手段といわれています。

また、ケージをガシガシと噛んでしまう場合も、“問題解消”のために与えてもいいという説があります。しかしこれも最終手段。不正咬合になるくらいなら…と表記すれば、かじり木の必要性が理解しやすいのではないでしょうか。

前述した理由をよりわかりやすく説明すると下記の通りになります。かじり木を使用するメリットも併せて記述しますので、ぜひご購入の際の参考にしてみてください。

ケージの中で退屈だったり、飼い主さんと遊びたかったりすると、ついついガシガシしてしまううさぎ達。ケージの中で噛める場所を見つけ出し、徹底的に齧ったり噛んだりする場合があるでしょう。

このようなモヤモヤを解消するためにも、牧草は常時食べられるようにしておくのがおすすめです。また不正咬合予防のために、ケージを噛めない設計にするのもいいでしょう。

うさぎは歯が伸びつづける生き物。そのため、歯が健康的に削れる食生活に整えることも飼い主さんの大切な務めとなります。しかし、中には牧草をあまり食べない性格のうさぎも…。その結果、異常に歯が伸びすぎてしまうケースがあるでしょう。

歯が伸びてきている場合などは、かじり木で対策するのもひとつの手段。ただ、かじり木の破片などを食べてしまううさぎには原則与えてはいけません。うさぎの様子をよく観察しながら与えましょう。

歯の健康維持のために使用されることが増えてきているかじり木。しかし、破片を食べたり飲みこんだりすると、うさぎの体内を傷付ける恐れがあります。

分かりやすく例えると、“魚の骨を飲み込んでしまった人間”でしょうか。必ずしも害になるとはいえませんが、喉に引っかかれば違和感に襲われますし、胃や腸などに刺さると大きな健康被害になるでしょう。

もしかじり木を使用する場合は、「破片が刺さりにくい素材か」「破片が出ないアイテムか」など、齧った破片を使用前に確認することをおすすめします。

本来必要とはいえないかじり木。しかし、どうしても与えたい場合は、歯が丈夫になる大人になってから（成熟期を迎えてから）にするといいでしょう。

うさぎは種類や性別ごとに成熟するスピードが異なりますが、生後10ヶ月～12ヶ月程度からと考えておけば間違いないでしょう。

気分転換にもぴったりの硬いアイテム。理想的なアイテムでガシガシすれば、歯の健康維持にも効果を発揮するでしょう。

ぜひあなたのうさぎさんに合った一品を見つけだして、喜んでガシガシする幸せそうな表情を見つめてみてはいかがでしょうか。

講師：ほしほしこ

息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変！モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。

しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。

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