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コンサル会社で企業のITシステム導入を支援してきた経験を経て、ここ数年はビッグデータ分…

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コンサル会社で企業のITシステム導入を支援してきた経験を経て、ここ数年はビッグデータ分析の戦略策定〜分析実務に注力している会社員。 都内勤務 Computer Science&経営学修士(MBA)

最近の記事

かっぱ橋道具街で素人が買ったもの

事業会社で中間管理職やっている元コンサルの料理の記録。 週に1〜2回程度テレワークになって以降、家庭内で料理の機会が増えた。 家庭料理には、ロジカルにプロセスやコストの効率性を追求できる面白さや、創作でクリエイティビティが要求されたりと、コンサルタント的人間がハマる要素があり、そろそろ自称「料理人」である。 そろそろ私も「かっぱ橋道具街」にデビューをしてみたい頃である。 東京近郊に住んでいてもあまり馴染みのない場所だと思うが、「かっぱ橋」は浅草と上野の中間にある飲食業界

    • ネトフリ「料理バラエティ」のススメ、コンサル視点から

      事業会社で中間管理職やっている元コンサルの料理の記録。 いまは、いわゆる「DX」や「データ活用」と呼ばれているものの導入の旗振り役をやっています。 ネットフリックスでは映画やドラマを楽しむ人が多いかと思いますが、私は海外のバラエティ番組が好き。 海外の生活感やトレンドが伝わってくる番組、最近は特に料理バラエティがお気に入り。 今回は、その中から2つのおすすめ番組を紹介したい。 100万ポンドのメニューhttps://www.netflix.com/title/81004

      • コメダとスタバのABテスト

        JTC的な事業会社の中のヒトとして、いわゆる「DX」や「データ活用」と呼ばれているものの導入の旗振り役をやっている。 私の住む街にはスターバックスとコメダ珈琲が隣接している場所がある。 目と鼻の先でお互いの店舗内が見える位置関係である。 理由あって日曜の9時からカフェで時間をつぶすハメになった私はスタバの横を通り過ぎ、「今日は小倉トーストな気分だな」とスタバをスルーしてコメダ珈琲に入店したのであった。 ふと「ABテストっぽい」と思った。 ABテストとはWebページなど

        • 合理的に料理道具を選ぶ その2

          事業会社で中間管理職やっている元コンサルの料理の記録。 週に1〜2回程度テレワークになって以降、家庭内で料理の機会が増えた。家庭料理には、ロジカルにプロセスやコストの効率性を追求できる面白さや、創作でクリエイティビティが要求されたりと、コンサルタント的人間がハマる要素があると思っている。 道具のチョイスにも最適解を模索していて、私の料理の頻度や、かけられる手間、扱う食材のレベル感に対して、適切なコスパのものがあるのだと思う。 現時点での愛用道具を記録しておこうと思う。

        かっぱ橋道具街で素人が買ったもの

          EV(電気自動車)購入を見送りした理由

          ITとコンサル業界でDXをやって20年強。コンサル的思考がプライベートの意思決定を侵食している様子をnoteにしてます。 先日車検でディーラーに行った際に、展示してあったEVを眺めていたらサービスエンジニアがEV推しをしてきた。 車に関わる技術職は「内燃機関のメカが好きでEVは受容できないタイプが多いだろう」なんて勝手な先入観を持っていたので意外だった。 私の所有するクルマは欧州のガソリン車である。 比較的エコな燃費だし走行性能も静寂性にも満足している。 普段は都内に電車

          EV(電気自動車)購入を見送りした理由

          合理的に料理道具を選んだら燕三条系になったという話

          背景 事業会社で中間管理職やっている元コンサルの料理の記録。 週に1〜2回程度テレワークになって以降、家庭内で料理の機会が増えた。 家庭料理には、ロジカルにプロセスやコストの効率性を追求できる面白さや、創作でクリエイティビティが要求されたりと、コンサルタント的人間がハマる要素があると思っている。 よく行くスーパーはヤオコー。 そこに売っていない特殊?なアイテムはKALDIや成城石井で必要に応じて求める。 大家族ではないのでコストコや業務スーパーには行かない。 道具の

          合理的に料理道具を選んだら燕三条系になったという話

          仕事の価値観はプライベートの意思決定にも現れる - ファッション編

          服を買うのが好きだ。 私は歳の割に結構派手なデザインの服が好きだ。 これがなければワードローブはユニクロ一択になっているだと思うが、コーディネートの中に一品アクセントの効いたパーツを入れたいと考えている。柄物とか異素材モノとか。 SDGs的なメッセージとか、造り手のストーリーが、購入の判断要素になったことはない。 氷河期世代だから許してほしい。 実利にしか興味がないのだ。 高級ブランドが好きというわけでもない。 どちらかというと有名ブランド、特にロゴ推しをしてくるような

          仕事の価値観はプライベートの意思決定にも現れる - ファッション編

          ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針:管理職編

          ITとコンサル、DXをやって20年強。 大金持ちには成れていないが、平均年収よりは大分多い給料をいただけるようになった。 自分自身の複数回の転職経験や、ビジネススクールを通じて色々な方の人生に触れたこと、また新卒・中途の採用で多くの履歴書・職務経歴を見て、彼らの入社後の成長も見てきた立場から、ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針をまとめてみた。 新卒編・アラサー編と続き、管理職編。 30歳くらいまでは限界まで働ける環境で成長できたのであれば、次はその能力がフル活

          ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針:管理職編

          コンサル脳が魅了された料理の科学

          JTC的な事業会社の中のヒトとして、コンサル会社に努めていた経験を活かして、いわゆる「DX」や「データ活用」と呼ばれているものの導入の旗振り役をやっている。 最近テレワークの日と休日の晩メシの準備は家庭内で概ね私の役割になったこともあり、料理の機会が増えた。 その事もあって、以前に「料理はコンサル脳に向いていると思う」という記事を書いたが、今日はその続き。 「料理の科学」という本が私のコンサル脳に心地よかった。 ワシントン・ポストで約10年間続いた連載の書籍化らしいが

          コンサル脳が魅了された料理の科学

          アイデア発想力の鍛え方

          JTC的な事業会社の中のヒトとして、いわゆる「DX」や「データ活用」と呼ばれているものの導入の旗振り役をやっている。 先日、メンバーとの会話の中で「発想力を身につけるにはどうしたら良いか?」という話題になった。 DXあるあるだと思うが新技術や他社事例を見たとしても自社での企画に昇華できない、というたぐいの話である。 私はポイントは2つあると思っていて「アイデアの引き出し」と「連接力」だと答えた。 アイデアの引き出し これは「アイデアの作り方」というビジネス書の古典に書

          アイデア発想力の鍛え方

          ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針:アラサー編

          ITとコンサル、DXをやって20年強。 大金持ちには成れていないが、平均年収よりは大分多い給料をいただけるようになった。 自分自身の複数回の転職経験や、ビジネススクールを通じて色々な方の人生に触れたこと、また新卒・中途の採用で多くの履歴書・職務経歴を見て、彼らの入社後の成長も見てきた立場から、ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針をまとめてみた。 前回の新卒編では、飛び抜けた努力家でない限りは、日系大企業のしっかりした研修制度のもとビジネス基礎力をつけるのが、効率的

          ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針:アラサー編

          ChatGPTは英会話教室を代替するか

          近いうちに「する」。 私が試しているのはコチラのChrome拡張機能。 まー単にSpeech to TextとText to Speechがラッピングされているだけなのだが、それなりに会話になる。 つまり、マイクで喋るとこちらの音声がテキスト化されてChatGPTに渡り、ChatGPTの回答も音声で再生される。 日本語にも対応しているが、あえてEnglishにする。 もともとはテキストベースなのでChatGPTの回答をディクテーションすることで学習効果も高まる。 無

          ChatGPTは英会話教室を代替するか

          ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針:新卒編

          ITとコンサル、DXをやって20年強。 大金持ちには成れていないが、平均年収よりは大分多い給料をいただけるようになった。 自分自身の複数回の転職経験や、ビジネススクールを通じて色々な方の人生に触れたこと、また新卒・中途の採用で多くの履歴書・職務経歴を見て、彼らの入社後の成長も見てきた立場から、ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針をまとめてみた。 まずは新卒編。 日系大企業 よほど自分の能力に自信があるなら起業家としてベンチャーを起こすべきかもしれないが、そうで

          ビジネスマンのステージに応じた会社選びの指針:新卒編

          DX担当管理職の行く末

          今の小中学生が社会人になる頃には、どんな職業が有望なのか?というビジネス雑誌の記事を読んだ。 結局、ChatGPTしかり、AIが今以上に台頭したときに 人間の仕事はどうなるのか? そのときの人間の役割や付加価値は何になるか? という話。 記事で言及しているのは: 最先端のAIを開発・追求する (研究者) ビジネス現場に応用する (企画/エンジニア) AIを保守・管理する (エンジニア/法務) AIができない想像力に特化する 1の新アルゴリズムの開発自体は、現在も

          DX担当管理職の行く末

          UX的な思考とマーケティングの相性

          新規事業や新規サービスを検討する仕事に従事していると、参入する市場の規模やターゲット顧客を検討する段階がある。 私はどうしても従来MBA型のSTP、つまりSegmentaion、Targeting、Positioningのフレームワークで考える癖が付いているのだが、 「ペルソナ」や「カスタマージャーニー」「UXデザイン」と言った、顧客一人一人の「不」に着目すべき、という論調が多い印象。 (「不」はリクルート流で、たぶん最近は「ペイン」とかと言うのだろう。。。) ペルソナ

          UX的な思考とマーケティングの相性

          事業会社でDXを進めてきた備忘録 #3

          きっかけ ここ数年、JTC的な事業会社の中のヒトとして、いわゆる「DX」や「データ活用」と呼ばれているものの導入の旗振り役をやっている。 このネタが旬なのもあと数年だろうと思い記事化してみている次第。 前回の続きで、社内でDXを進めるために大事だと思ったこと、その3 最後は組織関連の話。 DX推進組織のスキル定義 事業会社内のDX推進組織として、もしくはその社員として保有すべきスキルの範囲や程度を定義しておく、ということである。 内製でアルゴリズムを開発して学会発表

          事業会社でDXを進めてきた備忘録 #3