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急な予定変更に対処する

ネガティブな感情にも
意味を持たすことで
良くない出来事からも学びを発見し
自分の成長の糧にすることが出来る

急な予定変更が苦手

発達障害を抱える人にとって、一日の行動がルーティーン化している人も少なくないと思う。
このルーティーン化を好む背景としては”完璧主義”と”ミスを恐れる”2つがあるように思う。
まず”完璧主義”について、1日の過ごし方こうすれば効率的で建設的だと一度学習すると、それが完璧に思えて底から抜け出せなくなる。これがルーティーンを好む理由だ。
もう一つの”ミスを恐れる”も、過去の経験からミスを多くしてきた我々はミスをして怒られることを恐れ、失敗しない1日の過ごし方を無意識的に過ごそうとする。それがルーティーンを好むもう一つの理由。

このルーティーンが崩されることがものすごく対応しづらく精神的にストレスを感じやすい。
完璧主義故に、完璧が崩れるという不安。急な予定変更でミスをするのではないかという不安が脳裏をよぎるのだ。

かくいう私も急な予定変更が苦手だ。
急に締め切りが変更され、書類を急ピッチでしあげないといけなくなるなど、焦ってしまう。
オロオロもするしイライラもしてとても集中して作業に取り組めない。

今回はそんな状況の時の対応策について書いていく。

対応策1 終わりを意識する

急な予定変更の嫌な点は、今日一日しようと思っていた予定が崩れてしまうことだ。
以前の記事で1日のスケジュールを1時間刻みで立てておくことで過集中を防げることを書いた。

この記事にあるように私は毎日1日の予定を毎朝計画立てて過ごしている。
しかし急な予定変更が入るとそれが崩れてしまい、ストレスとなってしまう。

急な予定変更が会った場合は、すぐにスケジュール帳を開くようにしている。
そして、急に入ってきた予定を書き込む。予定を書き込むことによって、急な予定の終わりが見えてくる。
急な予定がどれぐらいで終わるかが見えると、元あったスケジュールに立て直せる見込みができ、それが心の余裕となってストレスが軽減します。

スケジュールを組み直さないと、急な予定がいつ終わるんだろ?元あったスケジュールを上手くこなせるかなと事が進行している間ずっと不安が脳裏によぎって、集中することができない。

紙の上で再び完璧な予定を組むことで安心が生まれるのだ。

対応策2 おおらかな気持ちになるトレーニングをしておく

急な予定変更があったとき「なんで今!?」と思うことが多い。
それを許容するためにはおおらかな気持ちになる他無い。
おおらかになる方法は人それぞれ有ると思うので、普段からトレーニングして、これをするとおおらかな気持ちになれるというものを準備しておくと良い。

私のお勧めは20数を頭の中でゆっくり数える方法。
これは禅宗にも取り入れられている方法で、座禅は雑念をなくさないといけない。そんな時に頭の中で繰り返し20数を数えるそうだ。
人間は一度に2つのことを考えることができないので、数を数えることに意識を向けることで、急な予定変更によるイライラや焦りを忘れることができる。
そして気持ちが落ち着いてきたら「まぁいいか」と口にする。

気持ちを落ち着かせる方法としては、他には深呼吸をする、何かを握る、伸びをする、水を飲むなども有効だ。

気持ちが落ち着いた時の「まぁいいかの」合図で前述のとおりスケジュール帳を開き、予定を組み直せば心に余裕を持ってリスケジューリングができるのでお勧め。

まとめ

普通に生活していると、急な予定変更は度々起きる。
その度にイライラしていたり、ストレスを感じていると精神衛生上よくないので、しっかりおおらかな気持ちになれる自分なりの方法を身に着けておいて、一旦心を落ち着かせてからリスケジューリングするのがいいです。
スケジュールを組み直せたら安心感が生まれるので、後はおちついて淡々と作業に向かえばOKです。

といった、ところで今回はここまで
ありがとうございました。

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