人生の大先輩からのメッセージ

先日より体調不良のため入院している。

病名はここでは控えさせていただくが、
命の危険もある病気を患いました。


風邪などで軽く体調を崩すことはあれど
仕事を休むほどこじらせることは滅多にないし、
出産以外で入院などしたことないほど健康体だったので
まさかという感じでした。

 



入院生活もそこそこ長くなり、
同室の患者さんや看護師さんなど
たくさんの方々と色々な話をした。

同室の方々は入れ代わり立ち代わり、
それでも皆様は
私よりもお年を召しておられるので
人生の大先輩なんですよね。

皆様それぞれいろんな経験をされて
年を重ねてここまで来たと。

もともとお家柄が良く、お育ちが良く
おしどり夫婦で家族みんな仲良しなお上品な方、

内向的では大人しく、思いやりに溢れる方、

波乱万丈な生き方だったけど
それを跳ね除けるくらい天真爛漫で愛されキャラな方、

バリキャリでアクティブで賢く楽しく人生を歩んできた方、

ギャンブルやお酒が大好きで入院直前まで遊んでいた方‥

本当に、いろいろな方がいらっしゃいました。


結婚生活、子育て、介護、老後のこと、
時間の使い方、お金の使い方、
遊び方、立ち振る舞い、品格、佇まい、
得たものと後悔したこと、幸せや悲しみ、
女性としての生き方など
様々な目線からお話を伺うことができました。


その中で、
今でも現役で仕事を掛け持ちしている
70代後半の方がいらしていて、
同室の方々とお話した後に
ポツンと言葉をもらした。

「もっとお金のことを学べばよかった」
「海外旅行に行けばよかった」
「もっと自分に時間とお金をかければよかった」
「後悔したって、もうこの年とこの体じゃどこへも行けないわね‥」

がむしゃらに頑張るのも、美学
人生を謳歌するのも、美学

ひとりひとり、これは異なる。

本や机上の勉強では学ぶことができなかった
様々な視点、それぞれの経験。

それを踏まえて私は、
今後どのようにして生きていこうか

入院生活で得たものは大きい


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