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子どもに残したい曲①中島美嘉/僕が死のうと思ったのは

こんにちは!

子どもに残したいシリーズ、曲verです。

子どもに残したいといえば、明るく前向きマーチ‼︎と思いきや、ちょっと角度を変えて紹介してみたいと思います。

中島美嘉さんの『僕が死のうと思ったのは』です。

この曲、本当にいい曲ですよね。

音楽で泣く体験、ありそうでなかなかないことではないでしょうか(毎回うるっときます)。

この曲の、子どもに伝えたい部分引用です。

僕が死のうと思ったのは、誕生日にあんずの花が咲いたから。
僕が死のうと思ったのは/中島美嘉


人が死にたくなる理由なんて、不可解だし理不尽だよね。という、人間のどうしようもない真実みたいなものを、綺麗に表現されていて、心にスッと入ってきました。

そこで、なぜ子どもに残したいのか…。

「死」という単語、できれば子どものまえでは避けたい話題です。

特に「死にたい」ワードは、願わくば子どもとは無縁であって欲しい…。

しかし、子どもはいつまでも子どもではなく、いつか大人になります。

大人になればそんな気持ちになる時もくるでしょう。そして、そんなときこそ芸術が助けてくれるはずです。

そして『僕が死のうと思ったのは』は、死にたい理由の曲じゃなくて、生きていく理由の曲です。

辛い。苦しい。何でかわからない。ただ、生きていくんだ。

そんなメッセージ性を感じます。その感じで強くしぶとく生きていってくれればいいなーという親の願いです。

脱線しますが、以前読んだ三島由紀夫の小説で「新聞紙の文字が、ゴキブリみたいに見えた。死にたくなる理由なんて、いつもそんなものだ」という文章も似た感じのニュアンスを感じます(出典あいまいです…確か、命売りますだった気がする…すみません)

最後まで読んでくれてありがとうございました!

子どもに残したい曲も、どんどん書いていきたいと思います。

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