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ほとんどの人が「なんちゃって傾聴」してる。だって人は主観の生き物だから。

「コミュニケーションは受け手が全て」
これは、伝える側がそんなつもりなくても、受け取る側の問題でしょ、と言って、どんな風に伝わるかについて思いを巡らせなかったり、無責任で良いというわけではなくて、そんな気遣いができる人こそ、日々沸き起こる思考や自分の感情も丁寧に扱えている人なんだと思います。


私が過去、コミュニケーションで失敗していたパターンは、相手の状態を見極めることを怠ったことで、「絶対にこれが良いから!」「このやり方やったら絶対に失敗しないから!」と、相手がどうしたいか?を確認する前に押しつけになっていたことです。

あらゆる体験をしてきたからこそ、私の知見があったことで、「あなたに役に立つのは、これ!」と私の引き出しから出してきて、あたかも私の宝物あげる!と喜びながら差し出しているのに、、、、喜ばれない・・・


学生時代は、仲が良い友達から相談を受けることも多く、話を聞くことで「ありがとう」と言われることも多かった記憶があります。
私と性格が合う人とは、話の聞き方(傾聴)ができていて、共感していることも伝わって、相手との一致間をとても感じられていた気がします。。
けれども、性格や相性が抜群に良いわけではない人が話すことを聞く時は、自分の主観が先に来て「そんなこと、おかしいよ」と思ったり、言ったり。
そういう相手からは二度と相談されることはなかったように思います。



多くの人は「傾聴」も、相手が話している時にうんうん、と聞いていることができていると思います。


その聞いている時、どんな風に聞いていますか?

相手が落ち込んでいる時。
聞いてる側が少しでも元気でいよう、そんな風な思いを抱きながら聞いたりしていませんか?相手と同じくらいに落ち込んで話を聞けていますか?


せっかくなら、話している側が、「ちゃんと聞いてもらえた」と安心感を持ってもらえる聞き方をしたいと思っている方がこのnoteを読んでくださってると思います。



「この人に話しても、ちゃんと聞いてもらえないんだよね・・・」
と思われることが続くと、だんだん上辺だけの付き合いになって、大切な人が離れていくことになりかねません。


「話している側が感じたこと」が全てだから、聞いている側があいづちに使う言葉、非言語で出してるエネルギー、それら全てで伝わっています。

何も言わなくても。
同じように、身体感情を話し手と同じような感覚を持ちながら聞いているだけで。

話している側は、「しっかり聞いてもらえている」と感じられるものです。

そして、アドバイスも不要です。
「どうしたい?」と本人に聞くだけで良かったりします。
「私になにかできる?」と聞くのも良いでしょう。


自分の中に浮かぶ嬉しい感情も、悲しい感情も。

ネガティブを無理やりポジティブにした過去の記憶が、自分の中に一致感が持てずに、他者に対してひねくれたコミュニケーションをしている場合があります。
本当はあの時、どんな気持ちだったのか。
頭で考えている限り、無理やりポジティブから抜けられないかもしれません。

アドラーは人は皆、上や下の関係ではなく、横の関係だと言います。
自分自身の中に、横に寄り添う存在を持てるようになったら、自分以外の人にも横の関係で関われることが自然とできるようになれるものです。


人は変われない。
自分が変わるしかない。

この言葉を聞いたことある人は多いと思います。
でも、自分が変わるのはしんどいし、それも難しいと感じますよね。


変えるのは「関係性」です。

傾聴する時も、横に座る感じで。(イメージだけでも大丈夫)

(ドラマや映画でも、部室で泣いてる仲間を正面から慰めてるシーンはないですよね。横から肩に手を回して一緒に泣いているのが多いですよね。)

関係性を変えるコミュニケーションをすることで、自分自身の認知が変わっていきます。
使う言葉で、世界が変わっていきます。



ライフキャリアデザイン講座や、コミュニケーション講座を今後開催していきます。
noteで開催案内をしますのでお待ちくださると嬉しいです。
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