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燻ってたモンを拾う。

八洲学園大学はネット完結型(公開講座で来校しなきゃいけないのもあるけど)、基本はネットでサクッと終了。試験もレポートもオンライン提出、オンラインで試験。だけども「実習」がからむ科目はそうはいかない。
そのうちのひとつに、私はこれから取り組もうとしてるのです──そう、博物館・美術館・資料館などの専門職「学芸員」です。
通信制大学の記事、またいつか書くと思います。

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例として、こんなモノ。

博物館、資料館。
豊かな自然の中に、ひっそりと建つ建物は古来からのモノを現世または後世に伝えると言われる神殿。そのままではなにも語らぬ展示の数々を、学芸員は調べ尽くす。分野は違えど、ヒトとの関わりを持つものに焦点を当てる姿は素晴らしい。知りたいという純粋な心の目で見れば、きっと古代の遺産が教えてくれる。

動物園、水族館。
自然とともに命を育む野生の動物「そのままの姿」を観察するべく展開される「動物園」「水族館」という閉塞の空間。百獣の王や貴賓あふれる大型の鳥、大洋を縦横無尽に泳ぐ魚類や海獣が待ち構える。彼らの生態系や秘密を探るため、学芸員は今日も奔走する。

美術館。
芸術はどこからくるのか。人間の心のあり方ひとつで如何様にも変化する「個人技」「独創性」「意外性」が散りばめられた寡黙を貫く絵画の数々。絵は喋らぬが、語る。見た者に「なにか」を語る力を有する。日本という島国を飛び出して世界へ飛び立ったホクサイの力強い波は、見る者すべての心を魅力し続けている。

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なんて、かっこつけて書いてみましたが。
資格が取れても仕事には結びつかないかもしれないけど、いつかどっかでなにかに引っかかるとか、誰か引っ張り上げてくれるとか、なんか変化があればいいなと。履歴書の取得資格に「食品微生物検査技士3級」とか「漢字検定準2級」とか「書道6段」(段数は曖昧だけど)とか以外に書けたらかっこいいなってのもあります。
転職するのに有利だからでしょ? って聞く人たまにいるんですけど……ただ純粋に知りたいと言いますか、今までこういうのをぜんぜん見てこなかったから、あらためて勉強したい、と思ったのでした。取得資格欄を埋めるためだけにやってる資格マニアじゃないよ!

ただ、勉強すればある程度の知識があるものとして見られるから、中途半端にはできないし、中途半端で終わらせたくない。私は司書資格も学芸員資格も中途半端にするつもりは毛頭ないし、私生活でも仕事でも活かせるんなら、活かしていきたいと考えてます。
司書資格だったら、図書館で本や資料の探し方がある程度頭に入った状態になるから、よっぽどのクセモノ本でもなければ、検索機を使って自分で探しだせます。検索機を使わなくても「あたり」をつけて、この辺かな〜と書架の森へ突撃することができます。日本十進分類法(NDC)でいう8類は言語とか、2類は歴史とか、大雑把でもわかってるから探すことができます。
学芸員資格だったら、博物館や美術館でいい顔はできないけど、それなりの知識があるので展示を見てわくわくできます。自治体や博物館がやってる講習会とか研究発表会とか、地域がやってるような「歴史ある道を歩く」「地域の暮らし 今と昔」(この名前はテキトーにつけました)を探究する有志サークルとか、キニナルものがいろいろ出てきて、参加してみよっかなあ、ってなります。たぶんですよ。

現役でできなかったことは後悔してません。絡みが強くて頼りになる学友には、学び始めたときにしか会えなかったから。
時間とお金はかかるだろうけど、学びたいことだし、諦めないで最後までやりたいと思います。


#今年学びたいこと

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