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異世界ものプロット

どうもこんにちは!浮島龍美です!実は私、なろうやカクヨム、アルファポリス、エブリスタで小説を書いている身なのですが、どうも小説を見ると異世界ものがかなり多いんですよね・・・その異世界もの、殆どがヨーロッパをモデルにした地域なんです。それを揶揄して「なーろっぱ」なんて呼ばれる事があります。私は所謂「なーろっぱ」が舞台の異世界ものはあまり好きじゃないので、アフリカと言った異世界ものでは殆ど登場しない地域を描こうかなとかんがえてみました。




前に考えていたプロット

私が考えていた異世界ものは北アフリカ、もしくは西アフリカをモデルにした異世界ものを描こうと思っており、個人的には「マリ帝国」をモデルにした国でした。
例えばこんな感じです。

・異世界はマリ帝国がモデルの国であり、城や街並みは泥で出来ている。 ・主人公は現実世界→異世界からの転生者。 こちらでは9歳~10歳前後の子供であり、褐色肌の少年。(アメリカ先住民のような見た目)

・主人公を拾ったのはその国の戦士と琉球から異世界に来た2人の女性。

・マリ帝国がモデルの国を滅ぼしたのは日本から異世界に来た日本人達が建国した大東亜帝国。

・大東亜帝国はその国の王と王妃を殺害し、若き王を即位させて傀儡にしていたが、ついにその国を滅ぼして王を誘拐する。

・大東亜帝国は1920年代後半から30年代日本を彷彿とさせる国家であり、史実の満州国のようなキャッチフレーズを掲げている。

・王は囚われの身でありながら、大東亜帝国の皇女(セーラ服を着た清楚系の女性)と婚約させられる。 ・王妹は大東亜帝国から脱走した女性であり、主人公たちと協力する。

という設定でした。しかし、「WOMAN KING」(原題)という西アフリカにかついて存在した「ダホメ王国」(現在のペナン共和国)の女性戦士であり、その地域を後に植民地にしたフランスなどから「アマゾン」と呼ばれていましたが、本人たちはフォン語で「私達の母」を意味するミノ、ミノン、「王の妻」を意味するアホシ、アゴジェと呼ばれていました。

この作品を見て彼女達を登場させたいなと思い、異世界もののモデルは「マリ帝国」から「ダホメ王国」に変わりました。



新たなプロット

これまでのプロットとは違うプロットで今度は書こうかな?って思い、こんな設定にしてみました。

・主人公はダホメ王国がモデルの国の出身。前世の記憶がある。

・大東亜帝国は1920年代後半から30年代日本を彷彿とさせる国家であり、「皇道楽土」を掲げている。実は異世界から来た現代日本人が作った国家であり、現実世界の日本にも「移民政策」をしている。

・大東亜帝国には「VANISH~超過酷なインターシップ~」に登場する帝国機関の人間が関わっている。

・ダホメ王国は大東亜帝国に滅ぼされている。

・主人公は何らかの原因で大東亜帝国に連行され、そこの学校に通う。

・学校ではストレートの髪にしないと退学になるので、ストレートの髪に強制される。

・ダホメ王国がモデルの国の人間は「黒木」、「黒田」、「焦光」と言った差別的な苗字。

・暦は現実世界とほぼ同じか、3年ぐらいずれているか。しかし、大東亜帝国は現実世界の「元号」を通している。

という設定で書きたいです。


異世界プロットを書こうと思った理由

異世界プロットを書こうと思った理由は割と好きで視聴していた日曜劇場「VIVANT」のアンチテーゼです。こちらは海外を舞台にしながら「日本スゴイ」を表現していたので、最終回は特にうんざりしました。バルカ共和国は架空の国家でありながら満州国を思わせるような終わり方で怖かったです。
ドラマの感想については後程、書きたいと思っています。
個人的には異世界転生ものや架空戦記を実写化した気分でしたねぇ・・・・
なので、こちらでは満州国の怖さみたいなのを描きたいです。





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