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異世界ものプロットその2

こんにちは浮島龍美です!今回は異世界ものプロットその2を書きたいと思います。
前回の記事を見ていない方はこちらの方もぜひ見てください!

前回のフロットでは大まかな設定を考えましたが、今回はもっと具体的に登場する国や登場人物について書きたいと思います。
ちなみに表紙の画像は長春高等女学校という満州に実在した女学校です。後に新京敷島高等女学校になります。
こちらの画像は「現代中国研究総合データベース」で見る事ができます。


時代設定

話の時代設定はカクヨムなどで現在連載している「VANISH~超過酷なインタ―シップ」や「普通の日本人」よりも後の設定です。時系列でまとめると、「VANISH~超過酷なインタ―シップ~」(1916年)→「普通の日本人」(2023年)→「プロット作品」となります。
年代は特にまだ決まっていませんが、有力候補として2030年、2033年、2035年ですかね?満州国設立(1932年)と重ねてもいいかもしれませんね。


舞台になる国や地域


まず、異世界もので大切なのは舞台になる国や地域です。大抵の異世界ものは舞台になる国や地域が登場します。そこを細かく描くと話が大きく膨らみます。

大東亜帝国

首都 新京

物語の主な舞台となる国であり、アジア大陸がモデルとされる大陸に存在する。現代日本から来た人達が作った国であり、「皇道楽土」を掲げる国。
ちなみに元々は「王道楽土」にする予定でしたが、ツイッターの相互さんから「皇道楽土がいいんじゃない」と言われてそれにしました。こっちの方がより天皇制を強調していそうですよね。ちなみに「王道楽土」とは辞書で調べるとこういう意味で書かれています。

おうどう-らくど【王道楽土】

公平で思いやりのある政治が行われている平和で楽しいところ。▽「王道」は帝王として踏み行うべき道で、徳をもって、公明正大で公平政治を行うこと。また、武力威力によらず、仁徳のある帝王が、道徳によって天下を治めること。「楽土」は安楽な土地・安楽な国のこと。

goo辞書より

また、大東亜帝国があった場所はかつては無国籍地帯と都市国家がある場所だったらしく、かつての日本にいた「家船」や「サンカ」、「マタギ」などが居住し、満州族がモデルの「ジュシェン族」の都市国家がありました。。彼らは大東亜帝国成立期に追放されたか、同化を迫られたとされています。また、大東亜帝国は現代日本と逆に多民族国家を掲げており、よく異世界ものに登場するエルフエベンギ族がモデルとされる人達が居住しています。
服装や風俗は1930年代の日本を思わせる服装であり、そこにテレビやラジオ、スマホがあるという設定です。
教育機関は現代日本と同じような小学校や3年制の高等小学校、ほぼ中高一貫の中学校や女学校、教員を目指す師範学校・高等師範学校、私立の女子大や最高学府である新京大学があり、現代日本と違って複線制です。(めちゃくちゃわかりにくいので教育制度についてはまた時間があるときに説明します)
モデルはかつて中国東北部に存在した日本の傀儡国家「満州国」であり、建物はかつての満州国に存在したものが登場します。

ダホミ王国

首都 アボミー

主人公の故郷であり、アフリカ大陸がモデルとされる大陸に存在する。
大東亜帝国に滅ぼさた国。ミノと呼ばれる女性戦士が存在し、土で出来た城があった。残虐と言われていたゲッソー王の時に最盛期を迎えた。奴隷貿易で栄えていた国であり、大東亜帝国はそれをかなり問題視していたので、それが滅亡の遠因になったとされている。(しかし、滅亡後も奴隷貿易が続いている事から本当はダホミの利益が欲しかったとされている)人々は輪廻転生を信仰するブードゥー教のような宗教を信じているとされており、滅亡後、大東亜帝国が呪術師を取り締まっている。
モデルは西アフリカのベナン共和国に存在していたダホメ王国。

その他の国家や地域

その他の国家としてダホミーのモデルになったダホメ王国のライバル国家「オヨ王国」がモデルの国やヨーロッパ大陸がモデルとされるエルフの「都市国家」や古代ギリシャがモデルの「都市国家」を登場させたいです。


主な登場人物


主人公

主人公に関しては本名はまだ未定ですが、日本名は「安謝琴乃」です。
チョコレート色の肌を持つ彼女は現実世界で言えば「黒人」と呼ばれる人種です。母はダホミーの元戦士です。苗字の由来は彼女の部族であるアジャから。そして名前の由来はかつての王国の港町「コトヌイ」から取っています。(ベナンにはコトヌーという都市があります)
新京の女学校に通い、そこで理不尽な校則として「コンロー」という髪型を禁止され、おかっぱ頭にされます。前世の記憶を持っているとされています。

主人公の母

主人公の母も名前は未定ですが、日本名は「安謝」になるとされています。
元戦士であり、現在は「大東亜帝国鉄道」の会社員です。主人公にはめちゃくちゃ厳しいです。


香坂亮太

香坂亮太は現在、「VANISH~超過酷なインタ―シップ~」に登場していますが、こちらでも登場予定です。
ここでは50代前後の人物となっており、「VANISH~超過酷なインタ―シップ」とは違う人物になっているでしょう。ここでは結婚しており、相手は綺麗なエルフの女性です。子供は・・・本人の事なので沢山いると思います・・・・大東亜帝国ではかなりの有力者になっている可能性があります。


亮太の娘

亮太の娘の名前も未定ですが、ハーフエルフとして登場予定です。よく異世界ものに登場する「悪役令嬢」のようなポジションになると思います。


オークの女学生

オークはこちらでは肌が緑、髪が赤毛の人で筋肉質という設定です。ここでは悪役ではなく、主人公側のポジションとして登場予定です。


エベンギ族がモデルの女学生

エベンギ族がモデルの女学生も登場します。名前は未定ですが、エベンギ族の名前から取りたいなと思っています。(某日曜劇場なんて名前がモンゴル語やテュルク語から取っていないという酷い設定だったので)
こちらの世界では「森の民」と呼ばれ、トナカイと共に生活しています。見た目が朝鮮半島の人に似ている事から大東亜帝国の人に「卑族」と呼ばれ、差別されています。
実はモデルになったエベンギ族もネトウヨから朝鮮半島に住む人達の祖先という扱いで酷い差別画像が流れていました。(画像を見ましたが、めちゃくちゃ酷いです)

ジュシェン族の女学生

満州族がモデル「ジュシェン族」の女学生が登場します。名前は決まっていませんが、有力候補として「イルゲンギョロ・シャア・メイファ」です。彼女はどのポジションに就くかまだ未定ですが、主人公側のポジションかそれとも香坂の娘の取り巻きかそこはめちゃくちゃ迷いますねぇ。


中西雄大

香坂亮太の部下として登場する人物。1997年生。ここに来た理由は東大生なのに名前のせいで外資系企業に落ちたから。彼もまた主人公同様、前世の記憶を持っている。モデルは岸信介です。


永井五郎

主人公が通う女学校で校医をしている人物。身長が180㎝ほどある。普段は温厚な人物だが・・・・モデルは731部隊の石井四郎です。


甘粕正

陸軍の軍人。名前の由来は甘粕正彦から。別班にするか帝国機関の人間にするか迷っている。


終わりに

以上、私が現在考えている異世界プロットです。某日曜劇場のアンチテーゼの為、「日本スゴイ」というよりは「大日本帝国」の闇の部分を描いています。「VANISH」よりディストピア要素が強い作品になるかもしれません。





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