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体調不良が続くと感傷的になる。

「病は気から」という言葉は、「気が病むと身体も病みやすい」のか、「身体に病を抱えると精神も病む」なのか、恐らくその両方なのだろうけれど、近頃そんな言葉の意味を実感している次第であります。

秋口頃から、腹部の膨満感と、みぞおちに痛みが出ており、さらに倦怠感が酷い日が続きました。

痛みがひどい時には横になったまま動けないくらいだったので、かかりつけ医にお願いして紹介状を書いてもらい、大きな病院での検査をしています。

医者の所見は胃潰瘍の可能性があるとの事、しかし諸事情で胃カメラが出来ない為、他の手立てを考えてもらっています。

検査は何回かに分けてになるらしく次回まで一月ほど間が開くようで、その間に自分でも何かできる事は無いかと思い、サプリメントでビタミンやミネラルの補給をすることにしました。

なんせ、食事の量が通常の1/5くらいに減ってしまったので、明らかに栄養不足が心配でした。

これが結構効くもんですね、消化の良い物を少量しか食べられていないからか、サプリを飲み始めたというサブリミナル効果なのかわかりませんが、少し倦怠感が薄れ、痛みも気にならなくなってきた気がします。

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しかし不思議なものです。

体調に支障をきたすと、気分が鬱々としてきて、外を歩いていても下ばかり見て、その辺の草花とかの写真が増える気がします。

精神状態によってレンズを向ける物が変わってくるのが、面白かったりします。

本当にしんどい時って写真を撮ることすら嫌になるんですけど、そこは根性でカメラを持ち歩いて、いつでも写真を撮るようにしていまして。

それはもう気合いというか、強迫観念みたいなものなんですが、まぁ、写真も暗いのなんのって。笑

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ここのところ、ようやく健康を取り戻せそうな兆しを感じており、気が楽になっているので、この記事も書けています。

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自分のことを根暗だとは思った事はないですし、他の人からも指摘されたことも無いのですが、これまで身体に何か問題がある度に、「もう死んでしまうのだろうか」と本気で心配して遺書を残したりしているので、何かと悲観的な性分なのでしょうか。

写真行為の延長で自分を客観的に捉えると、今まで気がつかなかった自分の一面が見える気がします。

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実際、これで胃癌などが見つかったら本当に怖いし、今まだ100%無いとも言い切れない状況なので、心配しだしたらどんどん気が滅入ってくるのですが、そんな時にこそ「病は気から」という言葉を思い出し、楽しいことを考えるように努めるべきなのでしょう。

一時は大好きな写真のことを考えていても全く楽しく思えないくらいにまで落ち込んでいましたが、少し持ち直せてよかったです。

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健康は本当に尊いものです。

SIGMA 40mm F1.4 DG HSM Art
Canon Eos 1V
Kodak Portra160
Kodak Ektar100

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