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2022.06.16(Thu) の記憶

あまりに突然で大きすぎるこの感情を,なんで表現すればいいのかわからない。

悲しみに近いような,そうでもないような,涙が意思とは関係なく,勝手に,ぷっくり膨らむ。

困惑,当惑,戸惑い。
ちがう。何かがちがう。

泣く,とも違うその涙はいったいどこから来たのだろう。

わからない。
分かりたくない?

なにがなんだかわからない。

ふと一瞬,秒よりも小さい単位のほんの少しの間,自分を見失って,また戻ってきた。

おかえり。
…ところで,
自分ってなに?


文章とも言えない今日の『記憶』。
支離滅裂だけど,しょうがない。許してほしい。

どうせ(どうでもいいけど,「どうせ」って,いやな言葉だよね),この『記憶』を読む人は,そう多くないだろうし。


いつも思うけど,この『記憶』においても小説においても,
終わり方がわからない

いい締めくくりの言葉,なんかないかなぁ。

小説を書く人って,本当にすごいなぁって常々思う。
初めから終わりまで,その先生の世界観(文章感?)が詰め込まれている。

小説のネタは思いつくし,途中までは(素人にしては)順調な,はずなんだけど,最後がわからない。

「これで物語終了です」に見合う言葉が全く出てこない。
だからいつも,なにを書いていても,宙ぶらりんの状態で終わる。


つまるところ,中途半端な人間ということなんだろう,自分は。

まぁ,いいや。誰に聞かせるためのものでもないし。


今日の『記憶』も,宙ぶらりんで終わる。

宙ぶらりん。

この響きと文字のフォルム,なんかかわいい。宙ぶらりん。ぶらりん。
誰が作ったんだろう,この言葉。かわいいひとなんだろうな。


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