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お互い様から始まる日本の道徳。

WBCの日本代表・大谷翔平選手が豪州代表との対戦で打った驚異的なホームランボールが、日本の伝統的な精神を示す道徳的なエピソードとなった。大谷のホームランボールをめぐっては、ファンがボールを奪い合う姿をアメリカでは何度も目の当たりにしてきた。しかし、この日、足元に転がってきたホームランボールを手にしたのは、女子大生の赤津優奈さんだった。その後ホームランボールはファンの間を回り、記念撮影が繰り返されながら、最終的には赤津さんの元へ戻ってきた。 このような行動が、日本人の素晴らしい文化と道徳を示すものであると紹介。そして、この女子大生は、「人生のすべての運を使ったような気がしますが、素晴らしい経験を周りのみなさんと共有できて本当に嬉しいです。」と語っており、周りのファンたちもこのような行動は、自己中心的な考えではなく、他人と共に喜ぶという日本の文化や道徳観念を示すものであり、日本人の良さをシンボルするエピソードであると言える。
3/13(月) 6:00配信 Yahooニュースより要約

日本人の道徳観とは、個人一人の喜びを求めるというより、他人と一緒に喜びを共有することに重きを置いている。

 日本語には「お陰様」「お互い様」のように、日本語における共同体の文化や習慣、人間関係の価値観などが反映された言葉が多くある。
 日本人は個人主義ではなく、昔から現在まで共同体の文化が続いているのだ。

【お互い様】は、相手も自分も同じ立場にあると言いたいときに使う言葉
【お陰様】は、自分が何か成功した際に、その成功に協力してくれた人や事柄に感謝の気持ちを表す言葉。

この共同体の文化は、家族や地域社会などで、相互支援や協力をすることで、個人の生活や家族の生活を支えている。それが社会の安定を守っているのである。言わば【お互い様】の文化である。


2011年3月11日、東日本大震災では、多くの人が自分たちの身の安全を守るために避難をした。その後、被災者や避難者を支援するためする被災地には、全国各地から救援隊がやってきて、多くの支援物資が届けられた。【お互い様の精神】

そのとき、世界中からの支援が行われた。 台湾政府も、震災発生直後から、物資や専門家を派遣するなど、積極的な支援を行った。また、多くの台湾市民が個人的に募金活動を行い、寄付を送ってくれた、このような支援により、日本の被災地では必要な物資や支援が届けられ、多くの命が救われた。【お互い様の精神】

2016年2月6日、今度は台湾南部でM6.4の地震が発生し、多くの被害が出た。この地震に対して、日本政府は、台湾政府に対して、物資や専門家の派遣など、支援を行った。また、日本の民間企業や市民団体からも、義援金や物資が送られました。被災地の救援活動が進められ、多くの人が救われたのである。【お陰様とお互い様の精神】

日本人の道徳観は、
お互い様の精神である。


共同体では、お互いが持ちつ持たれつの関係であるからこそ、相手への感謝の気持ちが社会を支えている。
 共同体の目標は、全員が幸せで豊かな生活を送ることであり、そのためには困難を乗り越えるため全員で協力することが重要である。

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