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# 時は流れない。それは積み重なる。(ホントでした)

この投稿は、これから結婚をお考えの女性の方にオススメです。「結婚って、二人の愛の結晶?あくまでお互いの人生の一部?」。ぜひ、旦那様になる方と一緒に、これまでとこれから、お互いの幸せについて語り合ってみてください。


このマガジンの投稿は、僕、k.uenoが見た映画の中から、ごく私的なオススメポイントや一部分を引用して、小ネタとして提供していくという実験的試みです。


今回も、名作!

「ワン・デイ 23年のラブストーリー 」
です!


引用:youtube(シネマトゥデイ)



※以下、結末までがっつりネタバレします。
 ご了承の方のみ、スクロールください。



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▶ざっくりのあらすじ


大学の卒業式後、一夜を共にした
エマ(アン・ハサウェイ)と
デクスター(ジム・スタージェス)。

男女の友情関係を選択した
二人の23年間の物語を

各年代の7月15日という
定点観測で描く。



▶さて、ここで
 小ネタポイントです!


年齢によって見方が
ガラリと変わる映画


見方が変わってしまうのは、
なんとエマが亡くなってしまう
という展開からでして。。。


ちなみに、僕の場合:

◆30代で見た時 バッドエンド(T_T)

男女間に友情は成立するのか?が主題。
23年も遠回りしたあげく、二人に未来はなかった。エマのセリフにもあるように、明日より今日、今を大切にというメッセージでしょ!


◆40代で見た時 ハッピーエンド(*´-`)

いや、この映画の真の主人公はデクスター!
その時々の環境や感情に流され、
他人に依存してばかりだったが、
エマの死を契機に自立し、
彼女への想いと共に歩んでいく人生を
取り戻した。。。(何これ深いやん)


…だいぶ変わりましたねぇ。

ご覧になった皆さんはいかがでしょうか。


LOVEとLIFE



直感的に惹かれ合った正反対の二人。
別れのない、長くつながっていられる
友達関係を選択します。

その後社会人となり、仕事での挫折、
別々のパートナーを見つけるなど、

お互いの人生の節目節目で、
LOVEモードとLIFEモードの
波長が噛み合いません。


そして、ようやく一緒になった
二人の関係をギクシャクさせたのが、

子どもをなかなか授かれない問題。


これぞ、LOVEからLIFEへ移行する
超ド真ん中トピックで、
これからの二人の関係を
決定づけるはずでした。

にもかかわらず、仲違いしたまま
エマはかえらぬ人に。



ここで、

もっと早くエマを迎えにいっていれば!
想いを伝えていれば!と僕が思ったのは、
当時の若さゆえでしょうか。


しかし、この映画を見直した僕はもう40代。

様々な経験を経て、
「もし、たら、れば」など
考えなくなってしまっていました。


子どもが生まれてからは特にそうですが

人生の時間は前にしか進まない
さらには、自分で積み重ねていくしかない

と思い知らされる日々です。




エマは亡くなってしまって、
ラブストーリーは23年で終わったかも
しれないけど、
デクスターの人生は続く。

そしてそれは、自分の意思次第で、
悲しいものにも、楽しいものにもなる。

エマの一途さ、奥ゆかしさばかりに
目が行きがちですが、

ラストで、ほのかに大人の男の表情に
変わったデクスター。

エマを失った悲しみ以上に、
彼女への愛情の大きさに気づけた
成長を感じるのです。



LOVE(恋愛映画)とすると
喪失感が拭えないので、
やはりバッドエンド。



LIFE(ヒューマンドラマ)
とすると
これはこれでハッピーエンドと
言えるのかも。


どちらが正解とかは
ないですが、

見終わった後の感想で、
男女を超えた価値観や人生観が
あぶり出されるのでは?


結婚をお考えの相手なら、
ここはぜひ、チェックしておきましょう!


▶いい映画ですので、
 よろしければぜひ本編を!


この「ワン・デイ 23年のラブストーリー」
という映画にご興味が湧かれた方、

一応、アマゾンなどでレンタル視聴可能です。
(2021.09.10現在)



最後までお読みいただいて

ありがとうございました。


ではまた。


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