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じじぃから若者へ7「常識を疑え」

じじぃは今日3年に一回お約束の拷問に行ってきた。

「運転免許更新&違反者講習2時間」という名の拷問だ。

違反した時に罰金を払って罪滅ぼしはしているにも関わらず、平日のデイタイムという貴重な時間を強制的に無駄に奪われた。

しかも、免許センターはどの都道府県でも少ないし辺鄙なところにあるからほぼ一日仕事だ。これと同じことを海外でやったら確実に「オレの日給いくらか解ってんのか!」と裁判沙汰になるだろう。


と、じじぃのくだらん世間話はこのくらいにしておいて本題。


おそらく、この免許更新制度という前近代的制度は、戦後に始まった制度がひとつも見直しが掛からず21世紀の現代に残り続けてしまっている悪しき例の1つだろう。

学校の制服、小学生のランドセル、先生たちのボランティアを前提とした部活、暗記力を試すだけの無駄なテスト、公平を重視するあまり無駄ばかりの役所仕事、ハンコ文化を始め、コロナ禍で一気にバレた非効率だらけの民間企業のアナログ体質。他にも上げればきりがないくらい、時計が止まったままの制度・風習が日本には残り続けてしまっている。


「常識を疑え」


人種差別、奴隷制度、男尊女卑、自由、平等、哲学、文化、芸術、テクノロジー、今だって完璧はひとつもないけど、少なくとも先人たちが「今の常識は間違っている」と常識を疑って行動してくれたから、昔より豊かな今があるのは間違いない。


学校に行って机を並べてつまらない授業を聞かされるのは本当に常識?

島国日本で、日本人だけで日本語だけで生きるのは本当に常識?

政治なんてよく判らんし、誰がやっても同じって本当に常識?

仕事はお金を稼ぐ手段であってつまらないものって本当に常識?

そもそも常識って何なの?最大公約数賛成したら常識なの?


「常識を疑え」


常識というマジックワードで脳みそを汚染された瞬間から思考が停止する。

歴史上、イノベーションを起こして、誰も知らなかった世界を切り拓いたイノベーターは常識を疑うことから始めている。


ダヴィンチ、エジソン、フォード、織田信長、坂本龍馬、本田宗一郎、井深大、盛田昭夫、孫正義などなど


みんな、昨日と今日、今日と明日が同じが当たり前とは考えなかった人たちだ。


ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、ジョフ・ベゾス、マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスクなどなど


今をときめくシリコンバレーの起業家・大富豪たちだって、みんな「昨日の常識は本当に常識か?」って疑い、常識を覆して新しい世界を自分で作ってきたんだ。


「常識を疑え」


君たちにとって今は格好のチャンスなはずだ!

なぜなら今日じじぃが経験した免許更新制度のような、戦後=ITの片鱗すらなかった時代に作られた常識がこの国にはあふれかえっているからだ。

車つながりで言うと、2年に一度の車検なんていう常識も、日本だけのルールだからね。このルールのおかげで整備工場を始めとした商売が成り立っている訳だけど、それ以上に車検OKという認可を与える政治家・役所側は長年ジャブジャブになっているのが実態だ。

日本は救いようのない赤字財政が続いているけど、自分のお金じゃないから関係ないとしゃぶり続けるこういう輩がはびこる常識を壊して、新しい社会を示すことが出来れば必ず国も企業も個人もまた輝くことが出来るはずだ。


最後にもう一度だけ書いておこう


「常識を疑え」




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