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エースリングを買った

出掛けたついでに、ずっと欲しかったエースリングを買った。
ざっくり言うとLGBTQのなかで、アセクシャルといわれる人達が付けるシンボル的なもの。右手の中指に黒の指輪だ。
アセクシャルとは、性愛を持たない人達のことである。
僕もアセクシャルであり、常々リングのことが頭から離れなかった。
Amazonとかで探すんだけど、あまり理想的なのに巡り会えず…
天然石が好きなので、天然石で探していたからなおさら。

そんなおり、駅前の天然石店へふらっと寄った。
店員さんを見つけ出し「ブラックリングありますかね…」と言ったところ、何号かわかりますか?と。
凄く勇気がいったが、「19号です」白状する。「…なるほど」困った店員さんを前に申し訳なくなる。
まぁ、デブだからね。仕方ない。
でも洋服には困らないし、こう言うときくらいだから、別段自分の体は嫌いじゃない。
美味しいものを気兼ねなく食べられる、この体に満足はしている。

話を戻そう。

店員さんが店内からチタンの指輪を見つけてくれた。
割りと幅があり、ごっつい。カッコいいし、良かった。
良かったんだけど、何となく感性に合わなかった。
イメージは、総天然石で細身のものだったから、うーんと悩むも即決できず、「もう少し細身のものか、総天然石はありますか?」
初めから聞いていれば、店員さんの手も煩わせずに済んだだろうに、やってしまった感がぬぐえない。
それでも、店員さんは丁寧に接客してくれた。凄いなあ。
天然石のなら、サイズ沢山ありますよと言われて、そのコーナーへいくと、山盛りのリング。
お礼を伝えウキウキと選ぶ。
案の定、あまりの指の太さに惨敗続きだったが、オニキスのリングをはめたらピッタリ。ちょっと変わった加工もあって可愛いし。
これにしよう!と、店員さんに会計を済ませてもらったものがこちら。

良く見ると、ガタガタにカットされている表面が面白い。
光の反射で綺麗に輝く。それも控えめに。
いい買い物したなーと、落ちもなくこの話は終わります。

これ、たまたまオニキスだったんですけど、巳年と山羊座の誕生石なんですよね。
うわ!見事にドンピシャだ!
舞い上がらないわけがない。
占いは好きだし、験担ぎもやりがちな自分としては嬉しかったです。

エースリングを付けていると、なんとなく自己が強くなる気がする。
メンタル面の話だが、同じようにアセクシャルの人達がいるのだなと思うと心強い。

大切にお守りのように、付けようと思う。

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