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満員電車の中に紛れている普通の女子高生です。 趣味でアニメーションと絵本描いてます。 …

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満員電車の中に紛れている普通の女子高生です。 趣味でアニメーションと絵本描いてます。 Twitter...@uri_ribbon Instagram...@uri_ribbon

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【新感覚小説】夢、みたい。(③最終回)

【あらすじ】 「昨日見た夢を覚えていない」という現象は、実は漠の仕業。 漠というと鼻が長く少し怖い印象を受けるが、そんな姿は誰かの想像上の形で。 実際の漠はあなたの友達…かもしれない。 信じられないような現実味のない不思議な話。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 悪夢は何味かと、聞かれても困る。 だって、悪夢は悪夢味なのだから。 君だって、『お好み焼きって何味?』と外国人に聞かれたら、『お好み焼き味』としか言えないだろ。 それと同じなんだ。 ただ言える

    • 【新感覚小説】夢、みたい。(②)

      【あらすじ】 「昨日見た夢を覚えていない」という現象は、実は漠の仕業。 漠というと鼻が長く少し怖い印象を受けるが、そんな姿は誰かの想像上の形で。 実際の漠はあなたの友達…かもしれない。 信じられないような現実味のない不思議な話。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 高校2年生の夏。 そろそろ周りの大人が、「受験」という単語で口を縛り始める時期だ。 しかし、そんな時期の中、僕は違う事に気を取られている。 自分のことだ。 この際、ナルシストの一言でも良いからだ

      • 【新感覚小説】夢、みたい。(①)

        ーあらすじー 「昨日見た夢を覚えていない」という現象は、実は漠の仕業。 漠というと鼻が長く、少し怖い印象を受ける。 しかし、そんな姿は誰かの想像上の形で。 実際の漠はあなたの友達…かもしれない。 そんな信じられないような現実味のない不思議な話。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 少年(漠)はよく同じような夢を見ていた。 その夢とは、家族又は友達の「夢を食べる」というものだった。 夢というのは寝ている時に見る「夢」のことだ。 毎回、こっそり誰かの夢の

        • 「女の子らしさ」が好き

          私は「女の子らしさ」という言葉が大好き。 しかし、世間的には最近、「女の子らしさ」を求められることに対して、あまり良く思わない人が増えているように思う。 一方で、私は「女の子らしさ」を求められることも、自身で求めることも大好き。 だって、私は女の子だから。 いつまでも女の子の魔法の中に包まれていたいから。 これが本来の女の子の姿だと私は思っている。 もちろん、「女の子らしさ」を苦手とする人たちを否定する気は全くない。 「らしさ」への考え方って人それぞれだから。 また、

        【新感覚小説】夢、みたい。(③最終回)