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SNSでのキャンペーンに対する男女の行動パターンの驚くほどの違い

アマゾンに限らずECを運営する皆さまはSNSを使ったキャンペーンで集客するケースも多いと思います。
今勢いのあるD2Cブランドはクーポンやモニター、無料プレゼントキャンペーンなどを積極的に実施しています(今流行りのツーステップマーケティングですね)。

この手のキャンペーン、実際にやってみて感じるのが男性と女性の行動パターンの驚くほどの違いです。

まず女性は「無料」「検証」「モニター」「プレゼント」といった言葉に強烈に反応します。これらお得系ワードを使ったキャンペーンで広告を出稿すると、ほんの数分間で何十件もの「いいね」がつきます。
もの凄い集客パワー。
これにより効率的に見込み客を集めることができるので、顧客獲得のコストを大きく下げることができます。
コスメやファッションなど女性をターゲットにした商品をお持ちの方は、
是非やってみてください(本当に驚くほど効果が出ますよ)。

一方で男性はこのようなキャンペーンに対する反応が薄いです
いくら「無料!」「プレゼント!」と煽っても、大して反応してくれません
(その代わり、男性向け商品にもかかわらず女性の方の応募コメントが殺到します)。

このように、キャンペーンへの反応は男女で驚くほど違います。

また、キャンペーン応募後のコミュニケーションも男性と女性では大きく異なります。
女性はとても丁寧で熱心なのに対して、男性はぶっきらぼうな方が多いです
SNSでの投稿を条件にしたキャンペーンでも、女性はきっちり約束を守ってくれる印象ですが、男性は一定数で約束を守ってくれない方が発生します

その為、男性をターゲットにした商品の集客は、結構苦労することが多いです。

なぜこうも男女の行動パターンに差があるのか。
この理由について日本マクドナルド創業者の藤田田さん著ユダヤの商法で説明されています。

ユダヤの商法については、こちらの記事で分かりやすく解説されています。

商売は女を狙え
この本によれば、その昔男性は狩りに出ていたことから、外で稼ぐことを得意としていた。
そして、女性は男性が狩ってきたものを調理する、お金であれば管理する方を得意としていたという。
その性質の違いにより、男女でお金の使い方が違うらしく、女性の方が積極的にお金を使う傾向があるらしい。
乱暴な理論のようだけど、この観点の考え方は割と今でも通用する。実際のアンケートでも家庭内での財布の管理は女性がやっている場合が多いらしい。

まさにこの通り。

もともと本能的に、女性の方が積極的にお金を使う傾向があるのです。

その為、モニターやプレゼントキャンペーンは女性の方が反応率が高いのだと言えます。

一方で、男性は合理的に考える傾向が強い為、あまりキャンペーンや雰囲気につられることがありません。
ターゲットが男性の商品の場合は、他社との機能の違いを記載したり、「1日●円分お得」のようなコスパの良さをアピールしたりと、合理性に訴えかけるアプローチが効果的です

ターゲットの性別によって、効果的なプロモーションの方法は大きく異なるのです。

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