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行先も決まらないまま

2023/6/29〜2023/6/30

パタヤ3日目。
そろそろ次の行き先を決めないと。

という事で、この日は夕方まで部屋に籠もり、ずっと調べ物。

鉄道でタイからマレーシアへと行きたいのだが、情報が少ない。


結局、調べ切れないまま時刻は17:00。


せっかくビーチのある街に来ているのに、全く外を見ずに1日終えるのは勿体無いと思い、外に出る。

やっぱり海は良い
少しずつ雲が多くなってきた

日没の景色を楽しみたかったのだが、その頃には太陽が雲で隠れ、思うようにはいかなかった。

その後、アキさんと合流し夕食を食べる。

はずだったのだが、お目当てだった店が休みだった為、予定を変更してバーに向かう。

所謂、ゴーゴーバーというやつだ。

店内のお立ち台にズラリと並ぶ女性を、その周りに座る客が指名して一緒に飲む。というシステムらしい。

時折、バケツに入った大量のピンポン玉を購入した客が、お立ち台の女性に向けてそれを投げる。
どうやら1つ20バーツのチップになる様で、女性は勢い良く群がっていた。


至極、下品な遊びだ
日本の40年前の様なノリである


私とアキさんは指名せずにビールで乾杯。
店内と客の様子を見つつ、スタッフの催促を軽く躱し、結局1杯で90分ほど居座った。

料金は1人95バーツ(約400円)。
使い方によってはお得だ。



店を出て街を歩きながら、お互いの金銭感覚や生き方の様な事を少し話したのだが、私とアキさんは考え方が似ているようだ。

詰まるところ、どれだけ世間体に囚われずにいられるか。そこなのかも知れない。

時刻23:00。

明日は別々の予定があるので、ここでまた暫くご無沙汰になる。

またお会いしましょう、と最近よくする挨拶とともに解散した。

次はいつどこで会うのか。
楽しみだ。

路上の屋台前にいた猫
カメラを向けるとすぐに顔を背けられてしまった
ソイ6と呼ばれる有名な通り
パタヤにはこういった派手なネオン街が点在する



翌日。

行き先を決められずにチェックアウトしても時間を無駄にしてしまいそうだったので、もう1日延泊を決め、朝食の後、同室のユウヤ君と共に再びビーチ沿いを歩く。

彼は金髪混じりの長髪で髭も蓄え、一見いかついのだが、好青年で礼儀正しく、将来のビジョンも持っている。

そんな彼の貴重な旅終盤にも関わらず、15歳以上離れた何の変哲もない無職のオッサン(厄年)と砂浜を歩いてくれて申し訳ないやら…。
だが素直に嬉しかったし、楽しかった。

明日は同時にチェックアウトし、彼ともお別れになる。


恵まれ続けた機会も落ち着き
そろそろまた、一人旅再会になりそうだ

24時間無料食べ放題のインスタント麺
宿からの景色を見ながら

案外、こういうのが思い出になったりする

2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。