「母の日」に、ジョージ・エリオット『サイラス・マーナー』(改訂)
ディケンズと並び称される、19世紀イギリス文学を代表する女流作家です。
彼女の代表作のひとつ「サイラス・マーナー」は、「大人のためのおとぎ話」として海外では広く読まれている作品です。
「他人への愛」や「因果応報」をテーマとしたシンプルな内容ですが、端役にいたるまでの緻密な人物描写・心理描写が感情移入を促します。
読後感がこの上なく素晴らしい物語です。
女性が愚かであるということを
私は否定しませんが
全能の神は
男性につりあうように
女性を作られたのです
I'm not denyin'
that women are foolish.
God Almighty made 'em
to match men.
ジョージ・エリオット(1818 - 1880 イギリス・作家)
ヴィクトリア朝を代表する女流作家。心理的洞察と写実性に優れた作品を残した。代表作は「アダム・ビード」(1859)「サイラス・マーナー」
( 1861) 「ミドルマーチ」(1871-1872)など。
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