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お肌にも環境にも優しいスキンケアを叶える「手ごね石鹸づくり」を楽しもう!

突然ですが、皆さんは、固形石鹸をお使いになりますか?

最近は、ecoや環境に優しいということから固形石鹸を選ぶ方も増えてきていますね。

固形石鹸・液体石鹸・合成洗剤はどれも同じだとと思っている方も多いのではないでしょうか?

石鹸大好きな私。

植物油や苛性ソーダ、好みの精油を使った昔ながらの製法で、自分で作った石鹸がお気に入り。・・・しかし、作るのが大変で1年に数回しか作ることが難しい上、熟成期間が必要である為、使えるまでに最低でも1ヶ月はかかってしまうのです><


2022年年末に仕込んだ「シコン石鹸」💦
魔女のお鍋みたい…!
熟成中…

・・・そこで!
今回は、どなたでも簡単に作ることができる、一度作るとハマってしまうこと間違いなしの「手ごね石鹸」のレシピをご紹介します。

簡単かつ香りも使用感もいい、世界にひとつだけの石鹸づくりを楽しみましょう。

アレンジ自由自在!手ごね石鹸 レシピ

[使用する材料]


1 .石けん素地 100g *1
2 .食用色素(赤)お好みの量 *2
3 .精製水 または フローラルウォーター 20mL
4 .お好みの精油 10滴
*1 石鹸素地は生活の木やインターネットで購入できます。少し大変ですが、市販のシンプル石鹸を細かく削って代用可。
*2 1色でも2色でも。何色か使ってマーブル模様にしてもかわいい。

[ご用意いただく道具]


1 .はかり
2.チャック付きの袋
★アレンジしたい方、よりリッチに見せたい方へ~オプション材料★
・ドライハーブ適量(飾りとして。見た目が華やかになります。)
・はちみつ小さじ1程(天然の保湿剤としてプラスします。)

作りかた


1.石けん素地を100g、チャック付きの袋へ計り入れる
2.フローラルウォーター、または精製水を20g計量し、袋へ入れる
3.袋に食用色素を加える。色素の量は下記をご参考にお好みで調節くださいね。

■淡い色味がお好きな方
付属のスプーン半分の色素を使用した場合、以下の写真のような淡いカラーになります。

色素に付属しているスプーンを使って計量
小さくていつも扱うのが難しく感じる。。。
あと色素の蓋がいつも固くてなかなかあかない(愚痴失礼しました汗)
割り箸を使って花びらのように形成しました。
ラベンダーのドライフラワーをトッピング。かわいい💛

■濃い色味がお好きな方
下図のように濃いパキっとしたお色味が好みの方は、付属の小さなスプーン摺り切り一杯ほど加えてみてください。

いろんな色で作るとよりかわいくて目が楽しい!

4.あれば、はちみつ小さじ1、お好みの精油10滴を加えて
袋を15回ほど揉む

5.石鹸素地の粒感がある程度なくなり、色合いが均一になったら取り出し、お好みの形に形成します。
★最後に形を整える際、指に少し水をつけてやると表面がなめらかになりますよ!お試しください。

6.お好みでドライハーブカモミールやお持ちのドライハーブをトッピングする

7.日陰の風通しの良いところで、1週間ほどよく乾燥させたら完成❣
★使用期限は半年ほど

もちろん、全身に使っていただけます。
洗顔にも、ナチュラルメイクのクレンジングにもおすすめ。
もちろん、外出後のハンドソープとしても使っていただける、手作り手ごね石鹸の完成です。

ワークショップでは、「香りがよく、肌がツルツルになり愛用している」とお褒めいただいています。色や香り、トッピングのドライハーブを変えても◎

ぜひいろいろなアレンジをお楽しみください。

マスキングテープを使ってラベルを書いてみました。
雑な字で恐れ入ります(しかもひらがな)

私が石鹸を作り、使い続けたいと思う理由

冒頭で、「最近は、ecoや環境に優しいということから固形石鹸を選ぶ方も増えてきている」ということをお話しました。

なぜ石鹸は環境に優しいと言えるのでしょうか?

石鹸は排水として海や川に流れ出ると、短期間で大部分が水と二酸化炭素に生分解されます。また、石鹸カス*1 は微生物や魚のエサとなります。

分解されやすいという性質は肌の上でも同じ事。
石鹸は皮膚に接したとき、汚れていたり、pHが変わったりすると、簡単に分解してしまいます。

そして分解されると、石けんは一瞬にして界面活性作用*2を失います。
つまり、肌の汚れだけを落とし、肌に必要な皮脂をほどよく残します。

そのため、肌の上の汚れのみを落とし、大切な肌バリアを壊したり、肌に必要な常在菌を死滅させるようなことはありません。

「短時間で分解されやすい」
という特徴を持つ石鹸は、肌にも環境にも優しいのです。

*1 石鹸カス:一般的な石鹸カスとは、石鹸が水道水のミネラル分(カルシウム、マグネシウム)と反応して脂肪酸カルシウ
ム、脂肪酸マグネシウムなどになったもの。

*2 界面活性作用:
水溶性成分と油溶性成分を混合するための乳化剤として、また油汚れを落とすための洗浄剤として広く使われている海面活性剤がもつ、界面活性作用とは、水や油など混ざり合わないものの界面(表面)を変質させる性質。この性質は、いわば「天然のクリーム」である皮脂膜の性質も変えてしまう。肌に界面活性剤をのせた状態が続くと、皮膚膜がどんどん薄くなり肌が弱
りやすくなるため、敏感肌の方は特に注意が必要

最後までお読みくださりありがとうございました。

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