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これを知らないと失敗する?照明の選び方

こんにちは、崇島です。
インテリア、大きな買い物だから失敗したくないですよね。
今回はダサくならない照明の選び方についてです。

↓動画はこちら


まずは照明の特性の要素を紹介します。

・役割
①部屋全体(ベース)の明るさを保つための照明
②演出を担う雰囲気のための照明
※ベースのみだと単一的で雰囲気が出づらいため、必要に応じ組み合わせて使うと部屋のムードが良く見えます。

・種類
 ① 直接照明=光源が見える照明の使い方

写真引用元 マイホームマーケット

② 間接照明=光源が直接見えない使い方

写真引用元 マイホームマーケット

・色
 昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色

左から青み→オレンジ 

※青み色は集中力を促進させ、オレンジ色の光はリラックス効果に◎
また正しい色を見るのには昼白色が良いので、部屋の用途によって使い分けましょう。

・強さ
 LEDの明るさはLM(ルーメン)で表します。

※強さは重要な要素です。
光量を調整することで部屋全体を演出しましょう。
用途にあったライトを使い、好みでバランスを取っていきます。
弱めの光にすると雰囲気が出やすいです。

・硬さ、柔らかさ
※直接の光は硬さを感じ、布などを挟むと柔らかく感じます。
リラックスムードを演出するには、シェードや間接照明を使い、柔らかい光を意識するようにしましょう。


次に照明の種類です。

  ・シーリングライト
天井照明で全体を明るくするベースです。

 写真引用元 マイホームマーケット

  ・ペンダントライト
吊り下げ式のライト。

写真引用元 マイホームマーケット

  ・ダウンライト
天井埋め込み型の小さめのライト。

写真引用元 マイホームマーケット

  ・フロアライト
床置き式のライト。

  ・スタンドライト
手元用のライト。デスクワークなどに。

・フットライト
足元など低い位置に設置するライト。

写真引用元 マイホームマーケット

  ・スポットライト
拡散しない光で一部分に当てるライト。

写真引用元 マイホームマーケット

  ・ブラケットライト
壁に取り付ける間接照明。

写真引用元 マイホームマーケット


では、これらの要素を使い、いくつかの事例を紹介します。

100本のスプーン(立川)https://100spoons.com/tachikawa/

大きな窓で自然光をふんだんに取り入れ、ベースの光に。
ペンダントライトなどの直接照明を多用し、見た目・光ともに演出として使っています。
強さはそこまでないが、自然光のため硬度は硬め。
夜はダウンライトで明るさを保っているようです。

CAFE GITANE(恵比寿)https://cafegitanejp.com/

ベースはあえて暗めで、雰囲気を演出。
テーブルにスポットライトを使い明るさを保っています。
リラックスムードを出すために黄色みのある光
ペンダントライトのフロストガラスで柔らかさを、スポットライトで硬さをミックス


Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(蔵前)
https://backpackersjapan.co.jp/nuihostel/cafe

自然光は入るものの暗めの店内。
カウンターの棚や足元に間接照明を多用しています。
アームライトなど演出のための色々な種類のライトを使って硬度をミックスし、個性的な雰囲気を出しています。
全体的に黄色みのある光なので、リラックス感があります。


柏の葉 T-SITE(柏の葉キャンパス)
https://store.tsite.jp/kashiwanoha/

空間としてはは明るさを抑え落ち着いた柔らかい印象です。
店舗のため商品にスポットライトを当てたり、棚に間接照明を使うなど見やすさもキープされたメリハリのある空間です。
全体的にはリラックス感のある黄色みの光で、本周りは白い光を使っています。
吹き抜けには小さめのライトをたくさん集め、幻想的な演出をしています。

照明の選び方は難しいと思われがちですが、上手に使えば部屋全体が一気に洗練されるものです。
天井照明だけでなく雰囲気の出るライトを効果的に使い、空間を演出をしていきましょう。
気になった店舗や部屋の写真を集めるなど、自分の好みを把握し、参考にすることも大切です。

インテリアはセンスや感覚ではなく、理論の裏付けによって作れます。
ぜひ参考にしてみてください。

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