腰痛、肩こり、膝の痛みなど痛みや凝りについて知ってもらいたいこと

いつも私のクライアントには話していることではありますが、これから私のマッサージを受けようかなと思っている方々へ最も重要な情報の一つを紹介することを忘れていました。それは「痛み」についてです。「痛み」については「凝り感」と言い換えてもいいと思います。

”日本語”でググったり、amazon.co.jpとかで「痛み」や「腰痛」などで調べると引っかかる情報はほぼ「アレ」です(笑)。世界では痛みの科学に基づき治療を進めていくのが常識となっていますが、なぜか日本ではあまり知られていません。そこで今回は以前「本家ブログ」で書いた2つのブログを紹介することで、クライアント側の方々にも痛みについて少しでも知ってもらいたく思っています。

このブログでは痛みの科学の最先端を行くDavid Butlerのyoutubeでシェアされている講義を詳しく解説しています。

また本家ブログではDavid Butlerともうひとりの痛みの科学の最先端を行くLorimer Moseleyの共著の「Explain pain」と「Explain pain supercharged」の2冊から非常に興味深い事柄を「痛みについて勉強しなおす」シリーズにて詳しく紹介しています。これはかなり難しい生理学の情報が含まれるのでプロ向けの内容になっています。


そして「Explain pain supercharged」の中から痛みと対応していくための「知恵」として、一般の方々にもわかりやすいように画像に説明を加えたものも本家ブログで紹介しています。


私がこのブログでもさんざん書いてきた「仙腸関節の歪み」「背骨のズレ」「筋肉が硬い」「気の滞り」などが痛みと関係ないということは上を参照してもらうと明らかです。

ですが、ここで疑問に思った方々も多いでしょう。


「私は誰々先生に仙腸関節を調整してもらって楽になっている!」とか

「誰々先生の鍼を受けると楽になる!」

などと思って、お前の言っていることは嘘やろ!と思うことでしょう。それについては「Explain supercharged」の中で一発回答されています。それは


上のインフォグラフィックに少し説明を加えるとSIMとはSafe in meの略で要は体や脳にとっていいこと。つまりどんな鍼でもマッサージでも整体でも効果は同じということ(同じくリラクセーション効果とプラセボ効果しかないということ。詳しくはまた別の機会に紹介します。)


またあなたが今まで通ったことのある治療院で以下のようなことを言われたことないですか?(笑)


ということが「痛みの科学」の研究の最先端を行く先生方がおっしゃっています。


それでもあなたが通っている(通っていた)治療師(たいていは医師の資格もなければ、自身の治療法の論文を書いたこともない人たち)の「骨が歪んでいるから・・・」、「気が滞っているから・・・」、「筋肉が凝っているから・・・」とかいうのを信じるのであれば、私からは何もいうことはありません。


次回はなぜ根拠のない、嘘や空想に基づく鍼や整体治療で楽になるのか、また鍼や整体に頼ってしまうことがなぜいけないのかを紹介する予定です。

痛みについて知ることは非常に重要です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?