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都内若手バンドインタビュー🎧️【時を唄えば】episode.2

こんにちは✨オトハルのきむねーです。(※オトハル=ウラバン!メンバーの名称)2022年4月某日、2019年に結成された都内で活躍中のpop&rockバンド“時を唄えば”さんにインタビューを行いました!

今回はVo.Gt.じゅりさんの単独インタビューです。約1時間半ほど、じゅりさんの好きな音楽の話やバンドを始めたきっかけ、バンドとして大事にしていること、代表曲「国道16号」が生まれた背景など、じゅりさん個人のお話からバンドについてまで幅広く語っていただきました👏

「四季を感じる音楽を」を大切に、爽やかさを感じさせる曲や楽しそうに演奏するライブが特徴のインディーズバンドです。ライブでは、メンバー全員が音の鳴る空間を楽しんでいて、本当に音楽が好きな気持ちが伝わってくる、温かくも幸せが溢れる”時を唄えば”の魅力を全5回に分けてお伝えします!😊

episode.2では、じゅりさんがバンドを始めたきっかけやメンバーとの出会いについてお伺いしました!ベーシストとしてバンドのキャリアをスタートし、そこからギターボーカルの道へ。お互いに感性を共有できるメンバーと共に“素の自分たち”で表現する、時を唄えばの音楽とは・・・?

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1)家でバンドができる・・・?!今とは違うスタイルで始まったバンド活動とは?

きむねー:じゅりさんがバンドを始めたのはいつ頃なんですか?

じゅり:バンドを始めたのは高校生の時ですね。高校の時に音楽好きの友達がいて、その子の家でバンドできるよっていう話があって…。

きたゆい:家でバンドできる!?スタジオを持っているお友達がいたんですか?

じゅり:いや、そういうわけではなく(笑)当時僕が住んでたのが福岡の田舎の方だったので、田んぼの中にある小屋とかで演奏ができるんですよね。友達の家に車庫があったんですけど、僕らはずっとそこでバンドをやってました。だだっ広いところなので、めちゃくちゃ大きな音を出しても大丈夫っていう(笑)。

きたゆい:そうなんですね(笑)田舎ならではの立地の良さですね(笑)でもそれって部活ではないですよね?高校には軽音楽部とかはなかったんですか?

じゅり:そうですね。一応軽音楽部はあったんですけど、あまり活発に活動していなかったので…自分たちで好きなようにやれた方が良かったので、友達と個人的にやっていました。

きたゆい:その当時からギター・ボーカルだったんですか?

じゅり:いや、その時はベース・ボーカルでした。バンドを組むときに、ベースだけがいなかったんです。ギターをやっている人はすでに二人いたので、じゃあ俺ベースやるよ、って言ってベースを始めたのが、バンドの始まりですね。ちなみにその時は女性がメインボーカルの曲…たとえばHYさんみたいな曲をやっていました。で、男女どちらのボーカルも僕が歌うみたいな感じの、ツインボーカルでやってましたね。

きたゆい:なるほど。歌を聴かせる感じのバンドだったんですかね?

じゅり:そうですね。僕、小学生の頃からずっと歌うことが好きで、部活の帰りに友達とよくカラオケに行ったりしていました。それもあって弾き語りをしたくて。でも、ベースだと弾き語りができないので、大学からギターを始めました。

きたゆい:ずっとやりたかった弾き語りをするためにギターを始められたんですね。ベースだと確かに弾き語りには向かないですよね(笑)

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▲Vo.Gt.のじゅりさん

2)ありのままの自分たちを見てほしい

きむねー:そういえば、さっき出身が福岡だとお話されてたんですが…前にじゅりさんのインスタライブを見させていただいた時に、関西弁っぽいなと思ったんですが、違うんですね(笑)

じゅり:あぁ、でも僕、お笑いも好きで。僕らのバンドってMCの担当があるんですよ。僕がボケで、ベースがツッコミなんですよ。MCでボケるってのをテーマにしてて。だから、関西弁っぽい話し方になっていたのかもしれないです。

きたゆい:ちゃんとボケ役とツッコミ役が決まってるんですね(笑)それって、エンタメ感のあるステージにしたいっていう感じなんですか?

じゅり:そうですそうです。そもそも僕らって、何かカッコいいことを言うバンドじゃないって思ってて。音楽で世界を変えてやる!みたいな感じではなくて、(僕らの音楽を)楽しいと思う人に聴いてほしいし、変にカッコつけるんじゃなくて、いつも素でいたいなと思いながらやってます。まあ、もうちょっと緊張感持ってやれよって思う方もいるかもしれないですけど(笑)

きたゆい:なるほど、今ってそういう”素”の姿が求められている時代ですもんね。MVも拝見したんですけど、メンバーの素の感じが出ているなぁと思うものもありました。

じゅり:「FMの電波に期待して」とかですかね。MVは全部自分たちで作っているんですよ。そろそろプロの方にお願いしたいなと思っているんですけど(笑)

きたゆい:え、自分たちでカメラも回しているんですか??

じゅり:そうなんです。僕ら結構色んなライブに出てて、去年の7月から20本以上やってきてるんですね。それだけたくさんライブをやってきた中で、最近気づいたんです。なんかもう、素が一番いいんじゃないか、ってことに。それで生まれたのがあのMV(FMの電波に期待して)なんですよね。ただカメラを置いて撮るだけっていう、カッコいい展開も何もなく、素の自分たちを見てもらうというか。

▲時を唄えば「 FMの電波に期待して」MV

きたゆい:すごい楽しそうなMVでしたよね。架空の設定ではなく、日常の延長線上にあるような印象を受けました。

じゅり:もう遊びがてら撮ってるっていうね。まあ男4人でクリスマスパーティーって普通だったらしないですけど(笑)、MV撮るから4人でクリスマスパーティーしようぜっていう。その流れがすごくいいなと思って…わかります、この感じ?(笑)

きたゆい:何となく…(笑)なんかでも、それって楽しいですよね。MV撮影だからって変に気取るんじゃなくて、いつもの自分たちのままで、何でも楽しんでやっちゃおうっていう。

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3)お互いに感性を共有できるバンド仲間

きたゆい:メンバー同士の仲の良さが伝わってきます。お互いに旧知の仲って感じなんですか?

じゅり:ギターのTTNとベースの橋本は大学からの仲で、もう出会ってから数年経っているので、長いですね。僕のやりたいこととか欲しいことを全部知った上で付いてきてくれている2人です。ドラムのtutiは途中加入なんですが、ドラムを募集しようってなった際に、バンドメンバー募集サイトに僕の好きな音楽を全部書いてたんですね。で、tutiのルーツもレミオロメンさんだったので、そういったところがマッチしてて。
今、みんながやりたいこととか欲しいことがなんか似通っているんですよね。もし合わなかったとしても、それもやってみようって言ってくれるのが今のメンバーで。本当にやりやすいです。

きたゆい:お互いに感性を共有できているのって素敵ですね。

じゅり:すごい有難いなと思うのが、僕らが楽曲制作する時って、スタジオで僕がこんな感じ(の曲を作りたい)って言ったら、みんな分かってくれる、っていう感じなんですよ。僕、家ではそんなに曲作ってなくて、(メンバーと集まった時に)その場で作ってるんですよね。例えばワンフレーズだけとか、サビ3パターンだけ持っていって、これいいじゃん、これは違うね、みたいな話をして作っていくっていう。それで全然バンドとして成り立ってるんですよね。

きたゆい:面白いですね。その場でセッションするというか、みんなでアイデアを出し合いながら作っていく感じなんですか?

じゅり:そうですね。一曲作るのにだいたい2、3回の練習かな?1回目でふわっと大筋だけ作って、各自練習してきて、2回目で曲を固めて、3回目で微調整して完成させるっていう感じですね。

きたゆい:なんかすごいスムーズに楽曲が出来上がっていく印象を受けますけど、曲によっては難航する時もあったりしませんか?

じゅり:うーん、まあ曲によってはもう少し時間がかかることもあるんですけど…でも、僕自身難しい曲を作るのが好きじゃなくて。シンプルな曲が好きなので、ものすごく悩むってことはないですね。僕はほんとに弾き語りしか持っていかないので。メンバーにあぁしてほしい、こうしてほしいとは言うんですけど、基本的にみんなが意図を汲んでくれて、作ってくれているっていう感じですね。

きたゆい:それはめちゃくちゃ有難いですね!お互いに信頼し合えるメンバーに囲まれているからこそ、自然体で良い曲が作れるんですね。

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▲Dr.のtutiさん

【episode.3へ続く!】



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