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芸人というギャンブル

キングオブコントやM-1グランプリなんかのお笑い賞レースの決勝戦がぼちぼち近づいてくると年末を感じますね。

今年はコロナの流行もありお笑いさん達は舞台に立つのにも苦労した年になったと思います。

コロナが無くとも最近は個人で自由に発信できるYouTubeなんかのネット系がどんどん台頭してきて今どきわざわざ芸人目指すなんてバカだなんて言われ方もしますが、そもそも昔から芸人なんてバカしかやらないもんでしょう

その中でとびきりのバカが集まって1番を決めようという賞レースですからそりゃ面白い。

ただその賞レースに勝ったからと言って絶対売れるかといわれたらそういうわけでも無いのが難しい世界。
何千といる芸人の中で抜きんでても売れるのが難しいなんてめちゃくちゃな話ですね。

さらにテレビでは放送されなくても各賞レースの準決、準々決に進出するのも並大抵では無いことなのにそれを知るのは芸人以外では一部のお笑いファンのみ。 まぁそんな大変さを知らせてもしょうがない事なのですが。

そんな難しい世界で売れるというのはどういうことなのか。
度々芸人で売れることはギャンブルだと言われることがありますがそれは運が大事だという意味合いも含まれてますがもちろん実力も必要。そこでなんとなく思ったことがあります。

それは芸人とはつまりルーレットのマスだということ。

その中で何故ルーレットなのか。まずルーレットの説明を。

ルーレットにはマス目があります。そのマスには数字が書いてありボールがどの数字のマスに入るかを予想し賭けるのかがルーレットというギャンブルです。

これを芸人の世界に当てはめます。
芸人ルーレットにあるマスには数字では無く各芸人の名前が。そのマスにボールが入れば売れるという感じですかね。
ただマス目も芸人の数だけあるのでルーレット盤はギチギチです。ただしマス目の大きさはマチマチ。
昨日今日始めた人のマス目は大体すごく狭くてそもそもボールが入りません。
どうやってボールが入るようにするかといえば舞台で経験を積むなりして力をつけると徐々にマス目が大きくなっていくのです。
どんどんどんどん力をつけてマス目を大きくすれば自ずとボールが入る可能性も上がる、つまり売れる可能性が上がるというわけです。
ただしボールが入るかは結局は運。芸人にできるのは可能性を高めるために力をつけるというところまでです。

それがこの賞レースの時期になるとルーレット盤が特別仕様になってきます。決勝戦なんかになるとそこに出る芸人の数は大体10組前後。
ルーレットのマスもその10組み前後のみになります。これはめちゃくちゃ当たる予感。
しかも年によってはボールが2つ3つに増える大判振舞いの時も。これは絶対当たる。それに多く当たればかなり盛り上がる。
去年はまさにそういった年だったと思います。

中には当たっても賭け金が少なかったのか1年ほどで息切れしてしまったり、ルーレットの運営側が操作して当てたように感じる事もあるかもしれませんがそんな事は無いはず

なんかダラダラと書いてきましたが他のエンタメ系にも言える事かも知れませんね。
それらがスロットだったりポーカーだったりギャンブルの形態は違うかもしれませんが。

もしスロットで今良い台がたくさんあるよと言われてもルーレットが好きだからルーレットしかしてない人たちだけが当てることができるのかも。(これだと誰視点で当ててるのかという話ですが伝われニュアンス!)

なんやかんやウダウダ書いてますが最後に私が言いたいことは

違法賭博はダメ絶対

反社になっちゃいますよ

それではー。

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