見出し画像

【学科】建築作品の1点が合否を決める その2(ヴェルサイユ宮殿 編)_計画科目の3問目

前回からの続きです.
今回も2024年(令和6年)の学科本試験問題を使って,この試験の勝ち方をぶっちゃけ解説します.


2024年(令和6年)の学科本試験 計画科目3問目の4番選択肢には,次の知識が出題されました.

ウェストミンスター宮殿(イギリス)は,広大かつ整然とした幾何学的庭園をもち,宮殿内は「鏡の間」に代表される豪華な室内装飾が随所に施された,バロック様式の建築物である.

2024年度 計画科目 3問目4番選択肢

ウェストミンスター宮殿(イギリス)が出題されたのは初めてで,新出問題のように見えますが,ここで動じたりせずに,その特徴についての記述を冷静に読み取りましょう.それが出来ねば,この試験で合格点を突破できません.

丁寧に特徴部分の記述を読み取れば,「幾何学的庭園」,「鏡の間」,「バロック様式」というキーワードから,この特徴は,ヴェルサイユ宮殿(パリ)の説明であると気づけます.

ヴェルサイユ宮殿(パリ)についての解説は↓

つまり,↑の問題は,主語(ウェストミンスター宮殿)と,その特徴のすり替え問題です.建築作品系の問題によく見られる出題方式で,全く知らない主語(建築作品)の特徴として,過去に出題された建築作品の特徴を組み合わせるパターンです.

ここでは,主語が新出問題であっても,動じない精神力が必要で,主語と特徴のすり替え問題ではないかと気づき,冷静にその特徴を読み取り,過去に出題された建築作品に該当する内容でないかと考える判断力が問われます.

ヴェルサイユ宮殿の「幾何学的庭園」,「鏡の間」,「バロック様式」というキーワードについては,学科本試験日の2日前の7月26日に↓のLINEのオープンチャット(どなたでも無料で参加可能)で紹介していました.

↑が投稿した内容
学科本試験日1ヶ月前からは,↑のような1日5~10分で理解できる
西洋建築史対策を投稿してました.今後も続けます.

本試験日,1ヶ月前からは,西洋建築史の総仕上げとして↑ような投稿を毎日,行っていました.うざいと思われた方もいるかと思いますが,これくらいしなければ,本試験で,合格を決める貴重な1点を稼げないのです.


つづく

※質問やご相談は,合格ロケットのLINE公式アカウントからお願いします↓

LINEでやり取りするように私(荘司)と繋がれます
荘司のプロフィールはコチラ

上記のような,この試験の勝ち方を↑の合格ロケットのLINE公式アカウントで配信していきます.

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?