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【詩】花

人を忘れた道の端
小さな花が咲いている

少し元気がないけれど
見てやってはくれないか
寂しい夜が増えている

道からはずれた岩の陰
小さな花が咲いている

あぁもうお別れだ
もう会えやしないのか
小さくなって溶けてゆく

いつかまた咲いてはくれないか
君の姿をもう一度見たい
その時はきっと僕もいる

だからまた咲いてはくれないか
君の花びらに触れたい
その時はきっと逢いにゆく

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