きづいたひとがやってくれるとうれしいよね。
会社には、社員さんとよばれる人がいて、社長をたすけるようにはたらくのがふつうです。
社長が、会社としてなにをしたいのかを社員さんに伝えて、社員のみなさんがそれをかなえるということをしています。ですから、社員さんがいればいるほど、会社としてしたいことをかなえやすくなります。
こちらにかいたのですが、アプライトネスにいる社員は社長のわたしと、ひつようなてつづきを手伝っていただいているチームメイトだけです。
ですから、会社としてお客さんのおねがいごとをかなえるのに、おねがいできる社員さんがいません。
アプライトネスにお客さんからおねがいごとがきたときは、もちろん社長のわたしがお客さんのはなしをききます。
そこから、社員さんではなく、しごとをおねがいしたいチームメイトに「手伝ってください」とおねがいをします。
おねがいごとがたくさんだと、たくさんのチームメイトに手伝いをおねがいしなければなりません。
お手伝いをおねがいするときに、さいしょからさいごまで社長のわたしが「ああしてください」「こうしてください」とこまかくおねがいできると、お手伝いしてくださるチームメイトもまよわなくてすみます。
けれども、とてもではないですが、すべてのことについて、こまかくおねがいができません。お客さんからのおねがいが、とても多いからです。
では、わたしたちのチームではどうしているか。
おねがいされたチームメイトが「もしこうしてくれたら、きっとうれしいと思ってくれるにちがいない」というけっかをイメージして「こんなふうにするけどいいよね?」とわたしに聞いてくれます。
イメージがふたりのあいだで同じであれば、そのまましごとをすすめてもらえるようにおねがいします。イメージがちがっていれば、そのことをつたえて、もういちどイメージしてからつたえてくれるようにおねがいします。
もちろん、そのぎゃくもあります。ほかのチームメイトがこまっているときに、わたしが「きっと、こうしてあげたら、たすかるだろうな。うれしいだろうな」と思うことをかんがえて、「こうしてもいい?」とチームメイトに聞きます。
聞かれたチームメイトは、よければそのままわたしにまかせてくれますし、「ちょっとちがう。そうしてほしいわけじゃない」と思えば、どうしてほしいのかをおしえてくれます。
こんなふうにしごとができるのも、こちらにかいたように「きょうかん(共感)」をだいじにしているからです。
なかには、こんなしごともあります。
だれかがやらないといけないことは分かっているんだけれども、だれがやればよいか分からないしごとです。
たとえば、チームメイトでいっしょにあそんだほうが、もっとなかよくなれるよねというはなしがでたときがありました。
このときに、みんなであそべるゲーム大会をひらいてくれたのは、「チームメイトでいっしょにあそんだほうが、もっとなかよくなれるよね」といったチームメイトでした。
このように、だれもがやったほうがいいと思っているけど、だれがやればよいのか分からないことは、思いついた人がやることに、わたしたちのチームではなっています。
よのなかではこれを「いいだしっぺの法則」とよぶこともあるようですが、わたしたちのチームでは「セルフサービス」とよんでいます。
フードコートで、じぶんがたべたいものをたのんで、たべおわったらかたづけまでじぶんでする「セルフサービス」と、思いついたことをさいしょからさいごまで、思いついた人がやるのとが、そっくりだからです。
チームメイトにきょうみのある方へ。
記事をよんで「チームメイトになってみたい」と思う方がいらっしゃいましたら、こちらからお知らせください。
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