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ストレスがない日々に飼い殺されてるような感覚

私の最近の日々というのは、7時ごろに起きて夜の12時までには寝るような超健康的な生活を送っています。
親が買ってきたパンや冷凍食品を食べてインターネットをしたり漫画を読んだり本を読んだりして一日が終わるという最高の生活をしているのだけど、何故でしょうか、とても満ち足りない気持ちになります。
自室にはエアコンも効いているし、働かなくて好きなことをしてるはずのに、好きなことをしてないような気持ちになるのです。

これは年齢による老いや、将来の自分が取り返しのつかなくなるような状態になる恐怖、一般的にいわれるのはそういった類のものでしょう。
でも実のところ、こういった経済的な問題というのは現実的には解決可能です。
よく言われるのが、8050問題というのがあります。高年齢の引きこもり親子が、親に先立たれ、生活がままならなくなるというものです。
これも単体では問題ありません。引きこもりの多くは精神疾患を抱えているので、そのまま死体を放置したり、法的な手続きが出来ないといったことの方が問題になります。
日本にはセーフティネットがあるので生活保護を申請すればよいです。習得が難しいケースもありますが、これも本人の意思と正式な手順を踏めば押し通すことは可能です。

つまり本当に大変なことは、働かないということ、それが持続可能な未来が見えてしまう事のが問題です。
私の家族関係は良好だし、つまり私さえ望んでしまえば、ずっと無職の引きこもりでいれることは容易いのです。そして親が死んだら生活保護を申請すれば死ぬまでこの生活を続ける事ができます。

私は本当に満たされ過ぎている。何もしないでも無料で楽しめるコンテンツはたくさんあるし、ちょっとだけお金を払えば山のように楽しい映画やアニメも見放題なわけですし。
Twitterを開けばかまってくれる人もいる。ゲームがしたければ遊んでくれる人もいます。

私が生きている現在には戦争も飢餓もありません。インターネットを通じて少しずつ安らかになれる麻薬を打たれてるような気分です。youtubeもTwitterにも、ニートみたいない人間でさえ庇ってくるようなインフルエンサーが必ず現れます。彼等は自分より無能な人間の不安を取り除くことが商売なのです。そうやって名声や異性やお金やいいねを稼ぐのです。彼等の発する言葉は子守唄のようなものです。そうやって彼等の箱庭のなかで安らかに死ぬまで眠っていくのでしょう。

ストレスが欲しい。暴力が欲しい。私の心がぐちゃぐちゃになるようなストレスと肉体的苦痛が欲しい。そうすると何故だか止まっていたものがあらぬ方向に動き出すのですよね。
私は全く働きたい気持ちがないのだけど、苦痛という快楽を求めて、働くために、就活をしていきたいと思います。
明日は面接なので、面接官にボコボコにしてもらいたいです。暴力可です!と伝えてみようとおもいます。

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