ビジネスマナーが存在する理由と精神障害が存在する理由

こんにちウ。私は現在、就労支援のグループに通っていて、ウ含めて何かしらの精神的な疾患を抱えてる人ばかりが集まっています。ですが、どの人も本当に優しくて、コミュニケーションの不足も感じないし、社会でまともに働いてる人よりも人格的にはまともなんじゃないかと思うくらいに嫌味な部分がないのだ。レクリエーションで子供の遊びのようなゲームをやったりしても、シラケたりせずに、他人のアクションに対してはリアクションを取ったりと、まるで全員がVtuberとして生きてるのかと錯覚する世界観なのだ。
その後、ビジネスマナーの講義を受けた。彼等は物凄く質問とメモをするのだ。その質問の内容もかなり細かくて、担当の人も困っていた。そもそもの話、子供のような遊びのゲームでさえも、彼等は手を抜かずに、過剰に他人に気を使いながらやってしまうのだ。それはつまり、社会のルールがあるとしたら、社会人の方が社会のルールを曖昧に手を抜きながらやれて、社会非適合者のが、ルールを過剰に守ってしまうという事なのだ。
私はそのあまりに矛盾した仕組みを教える、担当の人間にも半分呆れてしまっていて、本当に社会人が教えるべきことは、社会なんてものは、私達がやった子供の遊びと同じで、社会人というゲームのごっこ遊びに過ぎないと言うことなのだ。
しかし、彼等がそれを言わない理由は、私達が精神障害者で彼等が何かしらの社会的な立場を持った一般人である、そのゲームを壊してしまう恐怖から、彼等は自分が守っていないビジネスマナーを教えるのだ。

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