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世界という現象

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我々が普段「世界」と呼んでいるものは、確固たる物質存在ではなく、我々の「多数決」的な認識で、その姿は変化する、という流動的な側面を持っているという視点で捉えた世界像を描いたエッセ…
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2016年12月の記事一覧

老婆の消失

前回「見える人」と「見えない」のオカルトな話を書いたが、

考えて見れば、僕だって「見える人」である可能性は十分あるのだ。

自覚してないだけで、毎朝、アパートの駐車場で見かける、あのお婆さんが、ひょっとしたら、他の人に見えておらず、僕にしか見えていないかも知れないのだ。

周りの人や、お婆さん本人に、聞いてみる勇気もない「あの人(あなた)本当に存在してます?」やっぱり、聞けない。

このように、

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太古の海と太古の空

今日は快晴で、気持ち良い青空だったが、

地球に青空が、生まれたのは、いつの事だろう?

地球が誕生して以来、ずっとそうだった?

そんな訳ある筈ないでしょ?

地球に「ある程度、進化が進んだ生物」が出現するまで、色を識別出来る生物は、存在しなかった訳だから、空の色は、「無色同然」だった筈でしょ? そうした「生物の進化」は、太古の海中でゆっくり進んだ筈だ。なら、海の中で空は青くなっていったのでは?

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